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中高年のためのリフォーム術   ∟-トイレ室
 
中高年のためのリフォーム術
日々の、障害者や高齢者の住環境整備業務を通じて思うあれこれを綴ることで団塊の世代の応援歌としたい。
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水回りを考える-トイレ編2
正に我が実家がこれですというメールを頂きました。
広いトイレ室の真ん中に便器が座っている事例です。

「今のところ両親ともに健康で問題は無いが、いずれどちらかが病気をしたら
 どう対処したら良いのでしょうか」というお問い合わせでした。

取りあえずの対応策についてはお返事を差し上げたのですが、この事例と
もう一つの事例排除について説明が足りなかった点をこの際、補足しておきたいと思います。

先ずセンター配置の事例から。
      中央配置便器 なぜ、これではいけないのか?
1.左右が広くて落ち着かないということと、ペーパーホルダーの位置が
  遠いことを除けば、健常なときには問題ありません。
2.立ち座りに手掛かりが必要になったとき、必要な手すり位置(壁)が遠くなります。
3.介助が必要になったとき、立ち座りの介助は出来ても排泄中の支えは現実的ではありません。
4.車いす利用の際、便器左右のスペースが中途半端で転回利用できません。
  要するに、少し不自由な場面から車いす利用場面までを通して、対処できないということです。

もう一つの事例。
    モデルハウス便器位置 これについては、車いす~便座間のアプローチ&移乗についての説明が必要です。

続きは、下記に記述。

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水回りを考える-トイレ編3
前回のスレッドで述べた、下記の表現、
「展示ハウスの配置で、便器横に車いすで前進し、便器と並列に並ぶというアプローチは、
 いよいよ移乗が困難である事は自明の事とだと思います」

図で表すと下図のようになります。
           正対位置から並列へ 
この位置では起立力やプッシュアップ能力に関わりなく、移乗は困難です。

その他のアプローチ方法については下記へ。

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水回りを考える-トイレ編まとめ1
先日来、「病めるときも健やかなり時も」それぞれの状況に対応出来る
トイレ室の拡大と便器配置について考察して参りましたが、最終的な
候補は次のうちからの選択になると思います。
            配置5候補
もう一度、対応すべき課題を確認します。
 1.健康時及び家族に、日常の不便を感じさせない。
 2.伝い歩き状況、立ち座り介助及び車いす自操まで対応する。
   (自操が可能であれば介助は容易なので、介助による利用には言及しない)
 3.極力、プライバシーの保護を図る。
 4.脊髄損傷の方及び下肢切断の方などの対応は、また項をあらためて
   考察します。
 5.ここでは、日常最も多く接する身体虚弱の方及び半身マヒの方を主に
   対応を考えます。

順不同になりますが、欠点の多い配置から検討していきます。
以下は下記へ。


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水回りを考える-トイレ編まとめ2
次にC の便器位置を考察します。
    配置5候補     Cの車いす動線 
自分で引き戸を閉めるために、E・Dに比べて動線が複雑になっています。

問題点を考える前に、動線を若干説明しておきます。
・内引きの引き戸を、車いす乗車の姿勢で引くため、引き戸に平行して少し前進しています。
 ( 入室直後の斜め位置で戸を引くと、後部の介助バーや後輪が扉に当たってしまいます)
・閉めた後、若干後進し左に転回しながら便器にアプローチ。
・退出時は何度か切り返して方向を転換しますが、退出口と便器の位置関係により、
 やや煩雑な操作になります。

C の便器位置を考察します。
 1.健常時及び家族の不自由はありません。
 2.伝い歩き及び介助時に問題が発生します。
   時計回りに壁あるいは手すりを伝う場合、便器移乗の場面で、手すりは便器の反対側の壁に
   あり手が届きません。
 3.しかし、扉の開閉を自立して行えることでプライバシーを自分で守れます。
 4.既述のEと同じく動線がやや複雑です。
   1間×1間の広さであっても、その空間に便器が座ると転回動作は
   図上で見るほど容易では無くなります。
   両手でその場で回転が出来る方と比べ、片手片足で操作される方には
   転回にかなりの切り替え動作とスペースが必要となります
 
B の便器位置を考察します。
   配置5候補       Bの車いす動線
これについても問題点を考える前に、動線を若干説明しておきます。
・入室後、斜め位置のまま内引きの引き戸を閉めます。
  (上記C では閉めた後、方向を転じるため、一旦後進する必要があります。
   その際の扉への接触を避けるため扉に平行になるよう操作しますが、
   Bでは入室後にそのまま斜めに前進するため、戸口から、より侵入した位置で
   閉める動作が行えます)
   
B の便器位置を考察します。
 1.健常時及び家族の利用に不自由はありません。
 2.扉の開閉を自立して行えることでプライバシーを自分で守れます。 
 3.しかし、伝い歩き及び介助時に問題が発生します。
   時計回りに伝う場合、便器移乗の場面で、手すりは便器の反対側の壁に
   あり手が届きません。
   (車いすで利用できる環境を作れば、伝い歩きの方には当然問題が無いと考えている向きも
    あるように感じます。
    これは、実証体験の少ない専門職の方がしばしば落ち込む陥穽のようです)

次回に、A位置の考察と周辺説明を。


スレッドタイトルと内容が一致しない事もままありますので、ホームページに2011年4月までの過去ログの検索ページを設けています。  
 リスト→ http://jukankyo.web.fc2.com/blogl-list2.htm
 当社の業務の有り様については下記記事で。
 http://jukankyou.blog49.fc2.com/blog-entry-218.html
水回りを考える-トイレ編まとめ3
最後にAの便器位置を考察します。
   配置5候補    Aの車いす動線

これについても問題点を考える前に、動線を若干説明しておきます。
・室内側の引き戸を開けて入室、車いす位置を扉と平行にし引き戸を閉める。
・そのまま若干後退し、便器方向に転回後アプローチする。
・再乗車後、転回しながら後退し戸を開け退出する。
 (プッシュアップによる横移動を行う場合は、前記再乗車後の位置で移乗する)

A の便器位置を考察します。
 1.健常時及び家族の利用に不便はありません。
 2.伝い歩き及び介助にも問題はありません。
 3.車いすでの入室後の引き戸動作に、やや手間が掛かる状況があります。
 4.プライバシーの保護は自立して行えます。

A~Eまでの総合評価を、下記に既述します。

[READ MORE...]
水回りを考える-トイレ編こぼれ話
ここまでのスレッドの中で、
この部分はもう少し詳しく解説した方が理解して頂き易いと思いながら、
各配置での比較検討の流れが煩雑になるために省いた項目が
いくつか残っています。

各論として箇条書きにして、下記で解説します。


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釣 書(つりがき)

いもがらぼくと

Author:いもがらぼくと
「城山の鐘 なりいでぬ 幼なかりし・・」城下町・宮崎県延岡市の地で、疾患を持たれた高齢者の住環境整備や老後に備えたリフォームを専門とした建築会社「住環境デザイン社」を経営しています。

年齢は団塊世代の末席。
趣味は「釣り道具の手入れ?」としておきます。



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