アクセス解析
レンタル掲示板
中高年のためのリフォーム術 ご質問に答えて。
 
中高年のためのリフォーム術
日々の、障害者や高齢者の住環境整備業務を通じて思うあれこれを綴ることで団塊の世代の応援歌としたい。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ご質問に答えて。
ホームページのお問い合せフォームでのご質問です。
個別なご相談でなく、一般的なご相談でしたのでこちらのブログで質問内容を、ご紹介方々お答えします。
ご相談の内容は、「テキストや貴社のHPで勉強して、手すり高さの測定の方法を学び、実践している。しかし、特に小柄な女性や脊椎の圧迫骨折の繰り返しにより円背が進行している方の場合、
測定している自分でも本当かなと思うほど、低い手すり高さになる。」「ご家族や工事をされる方にその数字を伝える際、しばしば、あまりに低い手すりになると言う苦情が多く、結局妥協してしまいます。手すりを必要とされる方は体格に対して高い手すりになるため、不自然な歩行姿勢で手すりを使っています。ご家族や業者の方に自信を持って発言出来る方法はないですか。」
少し長くなりましたが、メールはこの倍以上有りました。支援者としての悔しさがそのまま文章になっていました。 
凄くまじめな方なんだろうと思います。

このことは、私も過去に良く経験しましたのでお答えを。
 
設置する手すりの高さに対する苦情は、経験上、男性から出ることが多いですね。
私の設置した高さで最も低かったのは、床から手すりの上端で61cmの手すりでした。
170cm以上の体格の方からすると膝上の高さに感じます。
手すりを設置する前ならともかく、仕事から帰宅して目の前というか目の下というか、異常に低く感じる手すりを見れば取りあえず疑問に思うのは当然だろうと思います。
クレームに近い苦情がしばしばありました。
最終的には、ご本人が伝って歩かれる姿勢を見て納得して頂くのですが、設置前だと容易には付けさせてくれませんし、大工さんもなかなかうんとは言いません。 

そこで、客観的に納得させるツールは無いか捜しました。手すりの高さを測定する器械です。ご家族の目の前で測ってその数字を納得して頂ければ問題はなくなります。
残念ながら有りませんでした。介護保険が始まってまもなくの頃で、手すりの取付が改修工事の定番でしたが有りません。

それではと言うことで、自分で作ることにしました。
材料は木質と決めていました。
機械々した装置では高齢の方は緊張もするし嫌がるだろうとの単純な発想です。
安くできるだろうと言うのもありました。 
下の写真は三代目の測定器です。横手すりは径35mmです。
手すり全景
測定部のアップです。1cm刻みの数字になっています。材料は土台部以外はオーク材です。オシャレだと自負しています。 
手すりの拡大
初代は65cmから測定可能でしたが、頑丈さを過分に見たため結構ごつくなりました。二代目は寸法は同じですが少し材料を薄くしました。
ところが、65cmでは測定出来ない方々が出て来ました。
そこで三代目の登場です。材料はもっと薄くスマートに計測は60cmから出来るようにしました。

これが出来てから手すり高さのクレームは一切無くなりました。
70cmより低い方の場合は、ご家族に何回も確認して頂きます。不在の男性陣に強くアピールして頂くために。

何か、ご質問にお答えすると言うより、苦労話になりました。
ご質問の方の場合も、何らかの客観性を持たせる手法が必要だと思います。90cm位の手すり材を持っていって、一端を家具等に載せて掴んで頂くとか。壁に傷も付くので仮止めという事も出来ませんし。取付高さは、ご家族の同意が肝腎です。

この測定器は、初代から数えると50台程、全国あちこちの知人や社協さん・リハ病院などに嫁入りしています。
今も5人様が作成待ちです。なにせ木工所さんが暇にならないと作ってくれません。しかも10台位にならないと材料を揃えてくれません。
ご質問の方、1台予約して制作促進にご協力頂けませんか。1台20,000-です。10台になるまでいつまで掛かるか分かりませんけど。
などと、虫の良いお願いをして今回は終了です。
この子の嫁入り先の方、可愛がってくれているでしょうか。


スレッドタイトルと内容が一致しない事もままありますので、ホームページに2011年4月までの過去ログの検索ページを設けています。  
 リスト→ http://jukankyo.web.fc2.com/blogl-list2.htm
 当社の業務の有り様については下記記事で。
 http://jukankyou.blog49.fc2.com/blog-entry-218.html
関連記事
この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
http://jukankyou.blog49.fc2.com/tb.php/69-0ee4e9f4
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

釣 書(つりがき)

いもがらぼくと

Author:いもがらぼくと
「城山の鐘 なりいでぬ 幼なかりし・・」城下町・宮崎県延岡市の地で、疾患を持たれた高齢者の住環境整備や老後に備えたリフォームを専門とした建築会社「住環境デザイン社」を経営しています。

年齢は団塊世代の末席。
趣味は「釣り道具の手入れ?」としておきます。



カテゴリー

お急ぎの方は(表題については下記へ)以下をご覧ください。



ご質問など。

お名前は匿名でも構いません。 こんな事をと思われる事でもどうぞ。

お名前又はハンドルネーム:
メールアド:
お住まいの地域名:
ご相談・ご質問内容:

記入終わりましたらOKボタンをポチッと。 可能な限り早めに返信させて頂きますが、 頭を絞るお題を頂いたときはお時間を。



最近の記事です。



最近頂いた又返信させて頂いたコメントです

昨今のweb状況から承認方式にさせて頂いていますので投稿ネームにはご注意を。



私のブログ内の検索が出来ます。

結構使えます。カテゴリーに拘わらずあちこち書き散らかしていますので、お時間の節約になると思います。

「手すり」とだけ入力するより「手すり(スペースキー)便器」のように検索して頂くと効率的です。



お付き合い頂いている方々のHPです。

このブログをリンクに追加しようかなという奇特な方はこの文をポチッと



RSSフィード





上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。