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中高年のためのリフォーム術 水回りを考える-トイレ編まとめ2
 
中高年のためのリフォーム術
日々の、障害者や高齢者の住環境整備業務を通じて思うあれこれを綴ることで団塊の世代の応援歌としたい。
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水回りを考える-トイレ編まとめ2
次にC の便器位置を考察します。
    配置5候補     Cの車いす動線 
自分で引き戸を閉めるために、E・Dに比べて動線が複雑になっています。

問題点を考える前に、動線を若干説明しておきます。
・内引きの引き戸を、車いす乗車の姿勢で引くため、引き戸に平行して少し前進しています。
 ( 入室直後の斜め位置で戸を引くと、後部の介助バーや後輪が扉に当たってしまいます)
・閉めた後、若干後進し左に転回しながら便器にアプローチ。
・退出時は何度か切り返して方向を転換しますが、退出口と便器の位置関係により、
 やや煩雑な操作になります。

C の便器位置を考察します。
 1.健常時及び家族の不自由はありません。
 2.伝い歩き及び介助時に問題が発生します。
   時計回りに壁あるいは手すりを伝う場合、便器移乗の場面で、手すりは便器の反対側の壁に
   あり手が届きません。
 3.しかし、扉の開閉を自立して行えることでプライバシーを自分で守れます。
 4.既述のEと同じく動線がやや複雑です。
   1間×1間の広さであっても、その空間に便器が座ると転回動作は
   図上で見るほど容易では無くなります。
   両手でその場で回転が出来る方と比べ、片手片足で操作される方には
   転回にかなりの切り替え動作とスペースが必要となります
 
B の便器位置を考察します。
   配置5候補       Bの車いす動線
これについても問題点を考える前に、動線を若干説明しておきます。
・入室後、斜め位置のまま内引きの引き戸を閉めます。
  (上記C では閉めた後、方向を転じるため、一旦後進する必要があります。
   その際の扉への接触を避けるため扉に平行になるよう操作しますが、
   Bでは入室後にそのまま斜めに前進するため、戸口から、より侵入した位置で
   閉める動作が行えます)
   
B の便器位置を考察します。
 1.健常時及び家族の利用に不自由はありません。
 2.扉の開閉を自立して行えることでプライバシーを自分で守れます。 
 3.しかし、伝い歩き及び介助時に問題が発生します。
   時計回りに伝う場合、便器移乗の場面で、手すりは便器の反対側の壁に
   あり手が届きません。
   (車いすで利用できる環境を作れば、伝い歩きの方には当然問題が無いと考えている向きも
    あるように感じます。
    これは、実証体験の少ない専門職の方がしばしば落ち込む陥穽のようです)

次回に、A位置の考察と周辺説明を。


スレッドタイトルと内容が一致しない事もままありますので、ホームページに2011年4月までの過去ログの検索ページを設けています。  
 リスト→ http://jukankyo.web.fc2.com/blogl-list2.htm
 当社の業務の有り様については下記記事で。
 http://jukankyou.blog49.fc2.com/blog-entry-218.html
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いもがらぼくと

Author:いもがらぼくと
「城山の鐘 なりいでぬ 幼なかりし・・」城下町・宮崎県延岡市の地で、疾患を持たれた高齢者の住環境整備や老後に備えたリフォームを専門とした建築会社「住環境デザイン社」を経営しています。

年齢は団塊世代の末席。
趣味は「釣り道具の手入れ?」としておきます。



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