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中高年のためのリフォーム術 新・延岡市役所のバリアフリー考察
 
中高年のためのリフォーム術
日々の、障害者や高齢者の住環境整備業務を通じて思うあれこれを綴ることで団塊の世代の応援歌としたい。
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新・延岡市役所のバリアフリー考察
2011年の末に、高齢福祉課を通じて市役所建設準備室に下記の次第の要望書を
出していました。
当時のスレッド→http://jukankyou.blog49.fc2.com/blog-entry-371.html

「要望項目」
1.車いす利用者及び階段昇降が困難な方のための、1Fロビーと同レベルの駐車スペースの設置(屋外又は
  駐車場からそのまま1Fロービーへ)
  ・低い駐車スペースで車いすに乗り換え人力でスロープ昇降するのではなく、
   車のエンジン力で段差をクリアーするのが正当ではないか。        

2.点字表示でなく音声案内の設置(視覚障害者で点字表示の読み取れる方は十数パーセントであり
  弱視の高齢者も多い=特に、縦に貼付された点字表示は特に読みとりにくい)

3.女性用だけでなく男性用トイレゾーンにもチャイルドシートのある個室の設置を。
  (これは世の趨勢でもあり、設置して頂けるのではないか)

4.オストメイト対応トイレ=車いす利用者=衣服の着脱が必要な障害者への対応トイレ室
  を男女性別にゾーン設置をするかどうかの検討(既設施設で、利用度の低いトイレの不適切な管理が
  しばしば見受けられる=用具保管場所として使用・通路に段ボールの積み重ね)
  ・意見の分かれるところでもあり、少なくとも討議の結果である必要がある。

5.ステッキホルダーの設置=応対カウンター、水飲み場、手洗い、大小便器周りなど
  (もっと沢山の、必要とされる場所があると思う)

6.イベント用旗指物の掲示場所の常設化(市施設において現在は、階段昇降用の手すりが
  旗棒の取付場所として不適切に日常的に使用されている)
  ・風のある日は、旗が昇降者の顔を叩いてしまう)

7.福祉関係部署の集合化(障害者高齢者の庁内移動距離を短く=ワンストップ事務処理)
  ・1Fに高齢者や障害者担当部署を配置することは決まっているようだ。
   もう少し歩を進めて、来庁した高齢の方々の周りに各課窓口を設置する。
   通常の、廊下に面して各部屋があるアパート形式をやめ来庁者を取り巻くように
   窓口業務を行う。
   移動すべきは来庁した高齢者でなく職員である。
   また、プライバシーをより保護する工夫が必要である。

8.車いす用スロープ設置の場合は、降り口が車両通行区域に面しない様に。
  (延岡市社会教育センター玄関のスロープは塹壕形状のため、下降する車いす利用者の姿が
   車両から見えないまま、平坦部もなく車通行区域に出てしまう。)
    塹壕型スロープ
  
9.歩行併用スロープの手すりは、縦棒脚部をスロープ通路外に押し出した形状に。
  (縦棒にフットプレートやアームレスト、下肢装具などが引っ掛かる恐れがある。   
 図書館のスロープ

今日、所用で市役所に行きました。
実は新築なって初めての見学です。
要件が終わってから、さてさてどのような次第かと見学した次第です。
要望書だけ出しておいて、誠にいい加減な市民であります。
見学考察は下記へ。
要望書が何かの役に立ったとは思いませんが、同じ考えを持たれた方が
計画陣に居られたのでありましょう。

要望書の1.「車両から降りたらスロープを昇降せず、そのまま庁舎内へ」
FLが同じ駐車場
少し暗いですが、人影が見えるところが、道路からのスロープになっています。
右手の木製長いすのある場所が、ロビー入り口です。
庁舎IFロビーと同じ高さに駐車場を設置するのに苦労したのでしょう、やや急勾配のスロープです。
業務用の営業車と共有ですが、4台分は確保されています。
車いす用駐車スペースからスロープへというのが今までですから、これからはこうしたスペースの
設置が当たり前になればと思います。

要望書の2.「音声案内」未確認です。
要望書の3.「男子トイレにチャイルドシートを」
男子トイレの個室は2個(2Fロビー)で、その内1個に介護スペース又はチャイルドカー用のスペースと
思われる空間がありました。残念ながらチャイルドシートはありませんでした。
謎なのは、狭い方のトイレドアが内開きで広い方のトイレは外開きでした。
介護者やチャイルドカーが使う広い方が外開きなのは当然として、もう一方が内開きなのが
解せません。
中で、倒れるなどの事故があったら救出は容易ではありませんが。

要望書の4.「多目的トイレを男女別に設けて」
残念ながら、男女共有でした。
確かに使用頻度からすれば、1個の方がコスト的にも効率が良いのでしょうが、いやしくも
延岡市民の意識を測る尺度でもある新設市役所に於いていかがなものかと思いました。

要望書の5.「ステッキホルダー」
小便器横の壁にフックが付いていました。手洗い器の場所は確認しませんでしたがフック無かったかも。

要望書の6.「旗指物用の工作物の設置」
正面玄関の建物が未完成なので確認できません。

要望書の7.「高齢者のための使い易い窓口配置」
銀行窓口風景というスタイルのようです。功罪は未だ分かりません。
ただ、窓口によってはかなりの距離を歩行する必要が有るのに手すりがどこにもない。
通路の真ん中に途切れ途切れで良いから、カラフルでおしゃれな手すりが設置していれば
良いのにと思いました。

要望書の8.「車いすの出口を安全に」
          スロープ出口
昨今、自転車と歩行者の事故のニュースがかまびすしいのに、これは何?
自転車からも車いす利用者からも、直接には双方の存在確認できません。
コーナーの部分を、何らかの意匠で透かしにすればなんと言うこともないのに。
おまけに油断すると、そのまま道路に出てしまう危険もある。

要望書の9.「スロープ手すりの脚部は、スロープ内に突き出さないで」
     スロープ展開部         スロープ俯瞰
見事に突き出しています。

要望はしませんでしたが、まさかという環境も
                スロープ屋根状況
歩行者の通路には幾層もの張り出しがあります。
スロープの上には何もありません。
濡れた手すりを掴まざるを得ない高齢者、雨で滑りやすくなったタイル面を
濡れながら車いすを押し上げる介護者。 

ここまでくると、このスロープは計画ミスと言わなければならないと思います。
市民の税金で何をやってるんでしょう。
真剣味が足りないと思います。
スロープを登らなくて良い、障がい者駐車スペースに感動した気分も
ここで吹っ飛んでしまいました。


スレッドタイトルと内容が一致しない事もままありますので、ホームページに2011年4月までの過去ログの検索ページを設けています。  
 リスト→ http://jukankyo.web.fc2.com/blogl-list2.htm
 当社の業務の有り様については下記記事で。
 http://jukankyou.blog49.fc2.com/blog-entry-218.html
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いもがらぼくと

Author:いもがらぼくと
「城山の鐘 なりいでぬ 幼なかりし・・」城下町・宮崎県延岡市の地で、疾患を持たれた高齢者の住環境整備や老後に備えたリフォームを専門とした建築会社「住環境デザイン社」を経営しています。

年齢は団塊世代の末席。
趣味は「釣り道具の手入れ?」としておきます。



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