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中高年のためのリフォーム術 老後に備えた住まい「外出路」
 
中高年のためのリフォーム術
日々の、障害者や高齢者の住環境整備業務を通じて思うあれこれを綴ることで団塊の世代の応援歌としたい。
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老後に備えた住まい「外出路」
以前の新聞記事をネタに、スレッドを建てようと思いそのまま忘れていましたが
先日、同様の記事を見て思い出しました。

何れも公共施設の落成を紹介する記事でした。
先の記事では、「施設内はオールバリアフリーとなっており・・」と紹介記事が。
先日の紹介記事は、車椅子の方の声として「移動が安全なバリアフリーの施設で喜ばしい・・」との
記事でした。

一般の方の感想であればやむを得ないとも思いますが、地方新聞といえども一線の記者が
段差の無い施設空間を持ってオールバリアフリーと表現するのは認識が甘いのではないかと
思いました。
ここでのバリアフリーは移動(歩行障害、車椅子移動)に関わるバリアが存在しない
ことを持ってオールバリアフリーと表現しています。
聴覚障害や視覚障害者にとってのバリアフリーは考慮の外のようです。

後の記事は、車椅子移動の方の感想を持って障害者の声を代表しているかのような内容でした。
以前紹介した内容ですが、市のホール入口へのスロープを設置する際に、視覚障害団体の
代表者にアドバイスをお願いして設計しましたという事例を紹介したことがあります。

スロープの両サイドにステンレスの手すりが付き、1/10くらいの勾配でまずまずのスロープです。
しかし私はすぐに疑問を投げかけました。
スロープの床タイルが誘導ブロックの凹凸を模したような資材でした。

「団体の方にも意見を頂いて、足元の凹凸で方向を安心して捉えられるから」というのが
担当課の回答です。
確かにスロープの出入り口の誘導は大事ですが、一端スロープに踏み込めば両端の手すりで
安全に昇降できます。
一方、車椅子の方は凹凸で車体が揺れ非常に不快な通路となり、操作能力によっては
小さな前輪キャスターが出っ張りに引っ掛かって方向が振れ、上手く昇降できないことも予想されます。

もういい加減、障害を一括りで扱う風潮はなくして欲しいと思わせる記事でした。

表題については下記へ。

前回に引き続き。
今回は通用口について、です。
                  式台
土間とホール床の差は、30cm以上あります。
奥様のためにあれこれ配慮したご主人も、奥様の通院や散歩のための出入り口については
思いが及ばなかったのでしょうか。
室内の思い入れとは別の感があります。

しかし、外出の用は当然あります。
どのように外出の便を図っているかというと、スロープ門川
写真に写っている掃き出し窓(療養室の窓)から、窓下のスロープに置いた車椅子に抱え下ろして外出しています。
確かに奥様は、複数の疾患もあって軽量でありますが、それでも高齢のご主人が毎回抱えるのは大変な作業です。
当時車いす用リフトはレンタル制度に組み込まれてはいませんでした。
購入補助制度で後日設置しました。

ここで見えるのは、ある程度経験のある専門職であれば一連の生活の流れが線として
捉えられるのに対し、経験の少ないご家族にはその都度の要の点でしか見られないということだと思います。

簡単な例で表現すれば、
大きな框段差から車椅子で外出するために、長いアルミスロープをレンタルした。
確かに高齢の家人でも、終日、車椅子介助が容易に出来る。
しかしその設置は健常な息子にしか出来なかった。
結局息子さんの帰宅まで玄関戸も締められず、冬は北風が入り夏は蚊に悩まされることとなる。
(これはフィクションではなく私の扱った実事例です)

もっとも、半端に経験のある専門職?も問題です。
「前にやったことがある、同じ病気だったから分かる」そんなセリフです。

そうした方に、
「前の経験は経験として取っておいて、あなたの経験に合せて考えるのではなく
 今目の前に居る方から学びながら対応策を考えて欲しい。
 結果、同じようなものになるかもしれない、でも決してまったく同じにはならないと思う」
自戒も込めてそう伝えたい。


スレッドタイトルと内容が一致しない事もままありますので、ホームページに2011年4月までの過去ログの検索ページを設けています。  
 リスト→ http://jukankyo.web.fc2.com/blogl-list2.htm
 当社の業務の有り様については下記記事で。
 http://jukankyou.blog49.fc2.com/blog-entry-218.html
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いもがらぼくと

Author:いもがらぼくと
「城山の鐘 なりいでぬ 幼なかりし・・」城下町・宮崎県延岡市の地で、疾患を持たれた高齢者の住環境整備や老後に備えたリフォームを専門とした建築会社「住環境デザイン社」を経営しています。

年齢は団塊世代の末席。
趣味は「釣り道具の手入れ?」としておきます。



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