アクセス解析
レンタル掲示板
中高年のためのリフォーム術 ポリテクとの 総括4
 
中高年のためのリフォーム術
日々の、障害者や高齢者の住環境整備業務を通じて思うあれこれを綴ることで団塊の世代の応援歌としたい。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ポリテクとの 総括4
訓練生の習熟度についてあれこれ述べてきましたが、お前はどうなのか
と問われたら明確な返答は困難な気がします。

・新築住宅や店舗建築をメインに工事を行っていた時代。
 たまさか、手すりの取り付けも要請されることもありました。
 手すりの部材が建材店に見当たらない頃です。

 大工さんたちは、公園で見受けられるステンレスの太い手すりを
 大きな受け金物を使って屋内に取り付けていました。

 私は、何用の部材か記憶していませんが、木製の棒を何件か取り付けていました。
 径は5cmほどもあったでしょうか。
 当時、縦てすりなどという概念はありません。
 下地があるところに横手すりだけを付けていました。

・福祉住環境コーディネーターという考え方との出会い
 何か新しい概念とビジネスチャンスという捉え方をしました。
 福祉的な側面などとはいささかも感じていません。
 テキストのどの項目も、建築業に役立つ項目はあるかという色眼鏡を
 通して眺めていました。

 まだ検定が始まって2~3回目だったと思います。
 当時はテキストを一通り読んでいればそれでよかった時代です。

・検定合格後 
 いっぱしの福祉建築屋のつもりです。
 同業者にあれこれ吹いていました。

 そこへ、いざ退院者の改修要請です。
 身動き取れません。何をどうすればよいのか。
 ここにもあそこにも手すりを取り付けます。
 ご家族からの質問には「標準的な対応です。そうするもんです」
 
・セミナー講師
 こうした建築を表看板で行っている業者も少なかったので、福祉関係者向けの
 セミナー要請が来るようになります。
 人前で話す以上、それなりの理論武装?が必要です。
 質問への返答でぼろが出ないように、時間いっぱいの講話です。

・分かったつもり
 セミナーの回数が増えてくると、それなりに自信も出てきます。
 テキストやウェブ上などのそうした情報に触れるたび、「ああ、
 分かってないな」「違うだろそこ」
 何事にも批判的な姿勢が目に付きます。
 いわゆる勘違い野郎です。

・ポリテク講師依頼
 ポリテクセンターというところから部外講師の依頼です。
 「従来の建築コースに福祉の考え方を取り入れたい」
 そういう風な要請です。

 セミナー講師業は、せいぜい1時間半から長くて2時間です。
 一度だけ泊りがけの講師で、炉辺講義までという経験はありますが。

 ポリテクの要請は、1日9:00~16:00 6時間
 1クール 2週間ほど
 6時間*14日間 計84時間の長丁場
 80時間以上、なにを語れと。

・単元の組み立て
 職員講師陣と打ち合わせしながら、一から講義内容の組み立てです。
 座学は原則としてプロジェクターを使ったパワーポイントソフトで。
 改修工事実習は、想定利用者のためのプラン作りを前提に。

 座学、初日から時間が余ります・・。
 事務所に帰るやいなや、翌日の資料へ追加の肉付け、膨らましです。
 それやこれやしている内に何とか形が出来てきました。
 プラン立案前の、実習棟での現場検証を始めたのもそのころからです。

 プラン作りと工事前後の検証時に、訓練生からの質問が集中します。
 「なぜそうするのか」「そこまで必要なのか」「なぜ駄目なのか」等々。

 「なぜなのか」、自分にも明確な答えの準備がないことに気づきます。 
 一方的に話すときは、一応の想定問答集が頭の中に用意されています。
 しかし質問は、往々にして答えを用意していない事柄について要求されます。

 遅くとも翌日には、きっちり答えを返さなければなりません。
 二十歳から還暦過ぎの、いろいろな経験をされてきた30人ほどの聴講者が
 目の前にいます。
 いい加減な誤魔化しは、通用しません。

 そういうキャッチボールを繰り返していると、それが自然に習い性になります。
 自分で問題を掘り起こして、その答えを探すようになります。
 自分が、実は何も知らなかったという事が段々分かってきます。

 最近、職人芸や伝統的な技術の紹介番組を好んで見るようになりました。
 この人たちは、幾つもの谷や山を越えて今があるんだろうなと、むしろその方の
 現在よりその来し方に気持ちが向きます。

 自信を失ったり増上満をたしなめられたり、その繰り返しで今があるのだろうと
 つい想像してしまいます。
 年輪の、本当の意味はそうなのかなと思っています。

 ・現状
 私の今は、最初の鼻を折られた状態です。
 少なくとも、思い上がりで恥をかくことは無いようにと勤めています。
 究め(きわめ)はまだまだ見えていない、そうした今です。


スレッドタイトルと内容が一致しない事もままありますので、ホームページに2011年4月までの過去ログの検索ページを設けています。  
 リスト→ http://jukankyo.web.fc2.com/blogl-list2.htm
 当社の業務の有り様については下記記事で。
 http://jukankyou.blog49.fc2.com/blog-entry-218.html
関連記事

この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する



釣 書(つりがき)

いもがらぼくと

Author:いもがらぼくと
「城山の鐘 なりいでぬ 幼なかりし・・」城下町・宮崎県延岡市の地で、疾患を持たれた高齢者の住環境整備や老後に備えたリフォームを専門とした建築会社「住環境デザイン社」を経営しています。

年齢は団塊世代の末席。
趣味は「釣り道具の手入れ?」としておきます。



カテゴリー

お急ぎの方は(表題については下記へ)以下をご覧ください。



ご質問など。

お名前は匿名でも構いません。 こんな事をと思われる事でもどうぞ。

お名前又はハンドルネーム:
メールアド:
お住まいの地域名:
ご相談・ご質問内容:

記入終わりましたらOKボタンをポチッと。 可能な限り早めに返信させて頂きますが、 頭を絞るお題を頂いたときはお時間を。



最近の記事です。



最近頂いた又返信させて頂いたコメントです

昨今のweb状況から承認方式にさせて頂いていますので投稿ネームにはご注意を。



私のブログ内の検索が出来ます。

結構使えます。カテゴリーに拘わらずあちこち書き散らかしていますので、お時間の節約になると思います。

「手すり」とだけ入力するより「手すり(スペースキー)便器」のように検索して頂くと効率的です。



お付き合い頂いている方々のHPです。

このブログをリンクに追加しようかなという奇特な方はこの文をポチッと



RSSフィード





上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。