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中高年のためのリフォーム術 式台ー段差解消
 
中高年のためのリフォーム術
日々の、障害者や高齢者の住環境整備業務を通じて思うあれこれを綴ることで団塊の世代の応援歌としたい。
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式台ー段差解消
介護保険の話を少し。
皆さんは、介護保険で20万円までの工事(対象工事:手すり等)について9割まで助成が出ることはご存じだと思いますが、これは一人1回(何度かに分けての利用は可能)の利用が原則となっています。
この制度には例外として、リセットという制度が有ります。
つまり、原則1回だけど、この様な場合には再び20万円使えるようにリセットしますよ、という制度です。
例外措置なので、対象となる方は少ないだろうと思いますが、先日、役所で話を聞いていましたら、ナント100万円使われた豪傑、もといお気の毒な方が居たそうです。
システムを眺めると、なるほどあり得る事だと納得しました。
詳しくはこちらで、リセットの詳細をご覧下さい。 http://www.ju-kankyo.co.jp/sikyugaku1.htm

今日は式台に付いて、です。  
式台は元々、最上の客が土間に降りる事なく、かごに乗れるように設置された板の間だったようです。今でしたら、屋根付きの車寄せが式台に当たるのでしょうか。それはともかく、今風の式台について。

新しいタイプの住宅では、玄関ホールと土間の段差が極少ない住宅が増えていますが、そうでない住宅ではこの段差が難儀なものとなります。
そこで、式台の設置が行われます。下の写真は、工務店さんによる式台設置後の様子です。  改修前式台

実はこのお宅では、改修にあったってアドバイスが欲しいとのことで私がお伺いした住宅でした。もちろん、この式台も無く、廊下と各室間に数cmの敷居段差もありました。
施工される大工さんも同席してのアドバイスでしたが、アドバイスを受けること自体が不本意であったらしく、上の空での応対でした。
出来るだけ、職人さんとしてのプライドを傷付けない様に話をしたつもりでしたが、私の存在それ自体が問題だったんでしょう、難しいものです。
後日、外出が巧くできないので対処して欲しいとの連絡がありました。

上の写真を見て頂くと、式台は設置されていますが、土間との段差が大きいまま残されています。
高齢の母親には段差が大きすぎて、写真の踏み板?を置いてありました。
踏み板の幅が狭いので、どうしても足が板の端に乗ってしまい、板が天秤?(団塊の世代の方は分かりますよね)してしまい、度々怖い思いをしていました。
手すりも、一番上の框の所に縦の手すりが付いているだけです。

結局、工務店さんは通路の嵩上げを行った際に、既存の式台を同様に嵩上げして終わりとしたようです。
式台を嵩上げした分、土間との段差がより大きくなったことには頓着しなかったという事です。
一つの目標(通路と各室間の段差の解消)を達成することで、解決しなければならない別の目標(段差の解消による、新たな段差の発生)が出てくる事に思い至らなかった工事でした。

急遽、私の方で下記の工事をしました。 
改修後式台

本来であれば、床材は横方向に張りたかったのですが、1段目が縦に張っているために同じようにとのご希望でした。
横に張る理由は滑り防止のためです。フロアー材の横目地が引っ掛かりの役目をしてくれます。
見づらいですが、横手すりも設置しています。
それにしても、この追加工事は余計な出費です。最初の工事の際に行っていれば、総予算の中で解消出来たものと思います。

このお宅の場合は、高齢の母親がいたためにすぐに問題点が現れてきたのですが、今現在健常な方でしたら、もっと先でなければ見えてこなかった問題です。

今日のお話は、一つの障害を解消することにより新たな障害が発生することもある。そこまで追求して始めて、高齢期に対応した改修が行えるというお話です。

次回は又・・です。


スレッドタイトルと内容が一致しない事もままありますので、ホームページに2011年4月までの過去ログの検索ページを設けています。  
 リスト→ http://jukankyo.web.fc2.com/blogl-list2.htm
 当社の業務の有り様については下記記事で。
 http://jukankyou.blog49.fc2.com/blog-entry-218.html
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いもがらぼくと

Author:いもがらぼくと
「城山の鐘 なりいでぬ 幼なかりし・・」城下町・宮崎県延岡市の地で、疾患を持たれた高齢者の住環境整備や老後に備えたリフォームを専門とした建築会社「住環境デザイン社」を経営しています。

年齢は団塊世代の末席。
趣味は「釣り道具の手入れ?」としておきます。



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