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中高年のためのリフォーム術 「加齢対応」リフォームへのご質問 2
 
中高年のためのリフォーム術
日々の、障害者や高齢者の住環境整備業務を通じて思うあれこれを綴ることで団塊の世代の応援歌としたい。
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「加齢対応」リフォームへのご質問 2
「梅にウグイス」と言いますが、わが家の梅の木にはメジロが集団でやってきます。
集団と言っても5~6羽なのですが、梅の枝をあちらに渡りこちらに渡り
そのたびに白い花を咲かせた梅の枝が揺れ、なかなか賑やかな情景です。
この寒さも、もう少し、もう少しです。

ご質問頂いた中で
・どの状況のとき自走式、介助式のどちらの車いすを推挙すべきか。
 と
・清掃が容易なゆか、壁の仕上げ材。
 についてご返答した内容の粗々を書いてみます。


どの状況のとき自走式、介助式のどちらの車いすを推挙すべきか。
<自走式は、ハンドリムという車輪にタイヤ径よりやや小さな輪が付いており
自分で輪を回して移動出来る車いすです。屋外での介助による移動でもおおむね
この車いすが使われています。>
<介助式はハンドリムが無く、移動は後方からの介助で行われます。
自走式に比べハンドリムが無い分、10cm前後製品幅が狭くなります。
後輪は自走式よりかなり径が小さくなります。

屋外移動については自走式、介助式のどちらでも構わないと思いますが
利便性は自走式の方が大きいかと思います。

さて、屋内移動の場合。

(身体状況)
・身体的要因あるいは加齢による意力減退で、ハンドリム操作が困難な方の場合は
介助型の車いすが当然にお薦めです。
屋内移動で、大きな通過巾を必要とする自走式車いすを採用するメリットは
この方の場合ほとんど見つけられません。
(今回は電動車いすについては想定外としています。)

・両碗又は片手片足で移動が出来る方の場合に、下線引きの<状況>による判断が必要です。
新築又は大規模な改築で充分な通路巾や開口部が予定される場合は、
自走式車いすの推奨も構わないと思います。

しかし、
自走式の車いすには充分とは言えないかぎりぎりの通行巾しか確保できない家屋の場合、
ハンドリムの操作が行える方の場合であっても自走式車いすを導入するには
様々な問題が当然予想されます。
例えば
一つには、通過中にハンドリムと壁の間に指や手を挟み込む事での受傷。
二つには、車いすの突起部による壁や開口部の損壊。
三つには、円滑な移動が出来ない事によるストレス。

結局、最低限の移動可能範囲(居室、トイレ、外出路)での生活に終始する可能性が
大です。

こうした家屋における対応は、通常は移動可能範囲を広げる建築的対応になりますが
もう一つ検討して欲しい対応策は導入する車いすの変更です。

(車いすでの自走というとイメージ的にはハンドリムを回転させての移動を
想像しますが、狭い屋内での移動ではハンドリムを操作するより家具や
壁面の様々な手掛かりを利用しての移動の方がより現実的です。
事務所内で事務椅子に座ったまま移動するイメージです。)

自走用車いすより10cm前後巾の小さな介助用車いすは、通路上の段差さえ解消されていれば
自走式とは比較にならないほど小回りも利きストレス無くスムーズに移動できます。

手掛かりのない空間を移動する場合、片手片足で移動される方は片足で
両碗を使われる方は直接タイヤを握って回転させて移動する事になります。
この場合に派生する問題は、
一つには、片足で移動が出来るのか。
 (片麻痺の方を想定して受講生を介助式の車いすに乗車させると、何も言わなくても
  片足で漕いで移動を始めています。)
二つには、トイレの床も走行するタイヤを直接握る事への抵抗感。
 (現実にはその方法による移動はごく限られた距離だと思います。またその箇所への
  手ふきの準備など対応はいくらでも)
場所によっては移動用の手掛かりの工夫も考えられます。
この場合何より、大きな工事を要せず車いすでの生活範囲が広くなる事がメリットです。

ご質問を頂いた方には
対象者の様々な状況を勘案した上で福祉用具に詳しい方と連携して
自走式、あるいは介助式の車いすの推奨をして頂ければとお伝えしました。

答弁漏れは次回に。(国会中継に便乗。)


スレッドタイトルと内容が一致しない事もままありますので、ホームページに2011年4月までの過去ログの検索ページを設けています。  
 リスト→ http://jukankyo.web.fc2.com/blogl-list2.htm
 当社の業務の有り様については下記記事で。
 http://jukankyou.blog49.fc2.com/blog-entry-218.html
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いもがらぼくと

Author:いもがらぼくと
「城山の鐘 なりいでぬ 幼なかりし・・」城下町・宮崎県延岡市の地で、疾患を持たれた高齢者の住環境整備や老後に備えたリフォームを専門とした建築会社「住環境デザイン社」を経営しています。

年齢は団塊世代の末席。
趣味は「釣り道具の手入れ?」としておきます。



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