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中高年のためのリフォーム術 加齢対応リフォーム 2
 
中高年のためのリフォーム術
日々の、障害者や高齢者の住環境整備業務を通じて思うあれこれを綴ることで団塊の世代の応援歌としたい。
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加齢対応リフォーム 2
梅の花が完璧に開きました。二輪だけ。
朝日を受けて真っ白に光っています。
まぶしさに目を細めながら、人も生まれたときはきっとこうなんだろうと思ながら
見つめていました。

先月、市内の老人クラブでの出前講座で表題の講演を1時間ほど行いました。
講座に先だっての打ち合わせの際に、会の代表の方から「バリアフリーのお話
ですか?」と尋ねられました。
それとは少し違うお話です。
と、簡単にご説明したのですが不得要領なご様子でした。

当日の講座の内容を簡単に表現すると、
「バリアフリーの工事と加齢対応の工事の違い」
という事になります。

今回の講座はプロジェクターが使えましたので、図を使ってお話しさせて頂きました。
この図のトイレ室を改修します。

     バリアフリーと加齢対応1数字を入れ忘れていますが、トイレの床は廊下より5cm低くなっています。
見たとおり和式の兼用便器です。
開き戸の開口巾は60cmです。

バリアフリーの考え方で改修を行います。
1.和式兼用便器をウオッシュレット便座の様式便器に取り替える。
2.廊下との段差を無くしてフラットにする
3.開き戸を開口巾80cmの引き戸に取り替える。

この様になりました。
     バリアフリーと加齢対応2
この図が写されたとたんに、「うちもあんげしたっちゃが!」(わが家もあのようにしました)
前方の女性会員から嬉しげに声が挙がります。
そして、得々と工事の際のやり取りを廻りの方々に吹聴しています。
この方の反応は、講演者にとってはグッドタイミングですが、
あまりテンションが上がりすぎるとその後気まずい事になります。

この図を表示したまま話しを進めていきます。
「便器を洋式便器に変えたことで上り下りのバリアが解消されました。
そして、廊下との段差もなくなってつまずきの危険も無くなりました。
引き戸にしたことで扉の開閉が楽になりました。」
くだんの女性はウンウン頷いて聞いてくれています。
  (少しだけ私の心が痛みます。)

「ある日ご主人が体調を崩されました。一人ではトイレにも行けない状況です。
あなたがご主人を支えながら行かなければなりません。
扉は引き戸ですので簡単に開きます。
あなたは後ろからご主人を懸命に支えて便器に近づきます。
ご主人も手すりを掴んで協力します。
さて、便器の前でご主人の向きを変えなければなりません。
ズボン・下着も脱がなければなりません。
ゆっくり便座の真ん中に座らせるだけでも大変です。

それでも、なんとか用は済みました。

ご主人から「オーイ」と声が上がります。
あなたは扉を開けてトイレ室に入ります。
ご主人の両手を引っ張って便座から引き起こします。
手すりを掴んで貰って下着・ズボンを整えて上げます。

さあ、部屋に戻ります。

立ち上がったご主人の両手を引いて、あなたは後ろ向きにさがろうとします。
しかしその方法だと、身体を支えてもらえないのでご主人は壁に
身体を預けてしまいました。
あなたはご主人の後ろに回ろうとしますが、トイレ室が狭い上に便器とご主人の足の間も狭く
なかなか容易には支えることが出来ません。」

「しかし、このお宅の奥さんは体力のある方でしたので
それでもなんとか部屋に戻れました。
今日参加されているクラブ会員の方は9割が女性のようですが、
皆さんこうした状況に対応できる自信がありますか?」

「残念ながら、ご主人が車いすを必要とするようになりました・・
講座の様子、続きは次回に。


スレッドタイトルと内容が一致しない事もままありますので、ホームページに2011年4月までの過去ログの検索ページを設けています。  
 リスト→ http://jukankyo.web.fc2.com/blogl-list2.htm
 当社の業務の有り様については下記記事で。
 http://jukankyou.blog49.fc2.com/blog-entry-218.html
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釣 書(つりがき)

いもがらぼくと

Author:いもがらぼくと
「城山の鐘 なりいでぬ 幼なかりし・・」城下町・宮崎県延岡市の地で、疾患を持たれた高齢者の住環境整備や老後に備えたリフォームを専門とした建築会社「住環境デザイン社」を経営しています。

年齢は団塊世代の末席。
趣味は「釣り道具の手入れ?」としておきます。



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