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中高年のためのリフォーム術 浴槽と手すり
 
中高年のためのリフォーム術
日々の、障害者や高齢者の住環境整備業務を通じて思うあれこれを綴ることで団塊の世代の応援歌としたい。
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浴槽と手すり
今月の、機関での講習が終わり久しぶりにパソコンに向かっています。
しかし、今回も世代差を感じさせられました。

敷居段差に大きめのスロープを取り付けています。
「高齢者は敷居を踏みませんね。また、靴下を履いた足ではこのスロープは怖いため
 それも跨いでしまいます。結局そうなると、かなり大きく足を広げて廊下に足を出す
 ことになりますね。」
しかし、
「敷居を踏みませんね。」というところで反応が無い。
「敷居は踏まないということはご存じですか?」とお聞きすると
「それはなぜ?どうしてですか?」

敷居の構造的な弱点からお話しして、「その結果、敷居を踏むことは親の頭を
踏むのと同じだという例えで敷居を踏むことを戒めたのです。」
この話しのキモは、親の頭を踏むことなどあり得ない”だから”という流れです。
その前提が崩れてしまえば、上記の戒めは根拠が薄くなります。

昨今の家庭では教えないのでしょうか?

父親、
「敷居を踏むことは親の頭を踏むのと同じだ!」
子供、
「なにそれ、親に腹が立ったら代わりに敷居を踏めって?」

ぽっとん便器も通じません。
いわゆる平床に設置してある昔ながらの和式便器のことです。
和式便器は水洗式で普通に存在しますが、ぽっとんの意味が分からない。

いまではキャンプ場でも水洗となっています。
野趣あふれるキャンプ場に来たときぐらい文明の利器を忘れて貰いたい。

キャンプ場に来た家族連れ。
日中、キャンプ場のそばを流れる川で思いっきり遊びました。
父親も童心に帰って大はしゃぎです。
しかし、夜中に父親が管理事務所に苦情を言い立ててきました。
曰く、
「川の流れが五月蠅くて眠れない。夜は水を止めて欲しい。」

浴槽と手すりは下記へ。

前々回の(セミナー受講)スレッドで、浴槽からの立ち上がりのための手すりについて書いています。
muccaさんという方から頂いたコメントで斜め手すりについて情報を頂きました。
muccaさんが対応された利用者の方は片麻痺の方ではなかったようですが、片麻痺の方にも
動作の工夫次第で応用できるのではないでしょうかということでした。

斜め手すりを付ける前の受講生のプランによる工事です。
     浴槽横壁の縦手すり二本 工事前に、通常のL型手すり設置について私が疑問を呈していたので縦に2本の手すりが設置されています。この手すりの形状は浴槽内イスの設置が前提の様です。

実験的な設置であって、その効果は講師も実証していないことをお伝えして斜め手すりを設置して頂きました。
     浴槽と斜め手すり
右片麻痺の方を想定した改修です。

先ず講師自ら実験です。
浴槽内イスを外に取り出して浴槽縁に腰掛け、浴槽に沈みます。
お尻を前方にずらす際は手すりを下から握ります。そのまま沈みます。
この際の斜め手すりには違和感はありません。これも有りかなという感じです。

暖まったこととして、いよいよ脱槽(脱走?)です。
健側の左足を手前に引き、患側も引き寄せます。
斜め手すりの中間部を握りお尻を浮かせます・・ほぼ浮きません。

健側の足裏を浴槽の向こう壁に押しつけ、手すりの上部を握り身体を引き上げます。
足の力と腕力でお尻が浮きます。
その状態で背中を浴槽壁に押し当てたまま、”素早く”健側の足を引きつけます。
浴槽に押しつけた身体をねじりながら立ち上がり、浴槽縁に腰掛けます。
”素早く”が一つのポイントになります。
足を引きつけている間、もう一方の足が支えてくれればよいのですがそれが出来ません。
引きつけている間、瞬間的には手すりを握った腕一本で身体を支えています。

受講生にも実験をお願いします。
いろいろな手法で脱槽を試みます。いつの間にか患側をしっかり使ったりもします。
印象的な声は、「お尻が浮いたとき、背中を浴槽に押しつけていると背骨が浴槽に
ゴリゴリ当たってとても痛い。」という発言でした。
確かに、片側で身体のバランスを取る場合かなりの圧力を浴槽に押し当てて
いることになります。

メタボっぽい講師ならともかく、痩せた女性にはクッションとすべき厚みのある保護層が
ありません。
痩せた高齢者ではもっときついかも知れません。
背中の受傷も心配です。

それでも収穫もありました。
「浴槽の内側に手すりや手掛かりがある浴槽は押して身体を浮かせることも出来るから、
高齢虚弱の方にはお尻を浮かせ易く立ち上がりがし易いのではないか。」
そんな声が受講生から挙がりました。
少し視点が変わってきたようです。出来ればそうした目線をいつまでも持ち続けて頂きたいと
思っています。

片麻痺の方と浴槽の手すり・・・。
う~ん、もう少し検証が必要なようです。


スレッドタイトルと内容が一致しない事もままありますので、ホームページに2011年4月までの過去ログの検索ページを設けています。  
 リスト→ http://jukankyo.web.fc2.com/blogl-list2.htm
 当社の業務の有り様については下記記事で。
 http://jukankyou.blog49.fc2.com/blog-entry-218.html
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この記事に対するコメント
ん~ 
 早速検証して頂いたのに、ほぼ収穫無しって感じですね。

実際には浮力も摩擦もだいぶ違うとは思いますが、

背骨がゴリゴリというのがちょっとイメージと違いました。

胸郭の広げ方かも? 

背を押し付けるというより胸を張ってせり上がる感じではどうでしょう?

手すりはあくまで、そのきっかけを作っているだけなので、無くても出られるだろうけどという想いでしたが、片麻痺の方の設定という違いもあるかな?


まぁ、私も肉付きは良いので。
でも私の自宅の浴室には手すりは付いていませんが、自分が無意識に浴槽から出るときにもしている方法だと思うんです・・・。

収穫は無かったけど、「自分はいつも無意識にどうやって浴槽から出ているんだろう?」

「自分はいつも無意識にどうやっていすから立ち上がっているんだろう?」

「自分はいつも無意識にどうやって歩いているんだろう?」と思うことが大切なので、

研修に参加された方が、そう思って頂けたら無駄ではなかったかな?


早速、風呂を沸かして確かめます。 ありがとうございました。
【2010/11/28 07:00】 URL | mucca #- [ 編集]


muccaさん 早速のコメント有り難うございます。

私もセミナーの際は、「対象者のお風呂の入り方をご家族に確認するのはとても難しい」と
お話ししています。
連れ合いの入浴手順を知っている方はほぼ皆無です。
私自身、自分の手順さえ意識していないのですから。

実は続けて書く内容があったのですが、セミナーの資料準備が出来ていなくて時間がありませんでした。
4~5日は書き込めないようです。


【2010/11/28 09:53】 URL | ぼくと #dDm6s.8Q [ 編集]

続きを是非お願いします
負け惜しみではありませんが、やはり着衣と湯につかった状態ではかなり違いました。

難しいですね。

今回の設定は当然体格と浴槽サイズによって、全く状況が変わりますが、

ここまでの研修が可能な設備がうらやましい・・・。
【2010/11/29 02:57】 URL | mucca #- [ 編集]


muccaさん コメント有り難うございます。

年齢や性別・体格の違う多くの方に、同じ設備で同時に検証して頂くことでとても沢山の情報を
頂けています。
リハや福祉の専門職でない方が殆どなので、そのまま一般の方の反応を集積取得
出来ます。
専門職であれば常識として行うことや行わないことを皆さん初心で対応されます。

ここでは私の方が、とても多くのことを学ばせて頂いています。
感謝々です。


【2010/11/29 09:09】 URL | ぼくと #SoT723UU [ 編集]

ですよね~
だって
私の知り得る限りでは
(訪問リハに出ていなければ、特に)
作業療法士や理学療法士は
完全にマニュアル的な考えの方が多いです。

しかも、こっちの案を検討する気も無い。

どっちかと言えば、あの方々は国家資格を持った
『プロ』なんですけど。

根拠の無い「プライド」でしょうか?

全く意味が無い・・・。
【2010/11/29 22:23】 URL | mucca #- [ 編集]


muccaさん コメント有り難うございます。

検証風景も、PTさんやOTさんなどの専門職が見られたらもっと多くの情報が見出せるのでしょうけど。
今のところは、私の思い込みを修正する切っ掛けになっています。

保険者担当職員の参加は受け入れているのですが、リハ職の参加は機関的にどうなのか分かりません。

機関も、廃止・統合で少し慌ただしくなっている様です。


【2010/11/30 08:29】 URL | ぼくと #dDm6s.8Q [ 編集]


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いもがらぼくと

Author:いもがらぼくと
「城山の鐘 なりいでぬ 幼なかりし・・」城下町・宮崎県延岡市の地で、疾患を持たれた高齢者の住環境整備や老後に備えたリフォームを専門とした建築会社「住環境デザイン社」を経営しています。

年齢は団塊世代の末席。
趣味は「釣り道具の手入れ?」としておきます。



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