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中高年のためのリフォーム術 改修・・「その後」
 
中高年のためのリフォーム術
日々の、障害者や高齢者の住環境整備業務を通じて思うあれこれを綴ることで団塊の世代の応援歌としたい。
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改修・・「その後」
今朝の新聞に下記についての記事が出ていました。

1.指定福祉用具貸与費及び指定介護予防福祉用具貸与費の算定について
要支援者及び要介護1の者については、「特殊寝台」、「特殊寝台付属品」、「床ずれ防止用具」等の利用に際し、指定福祉用具貸与費及び指定介護予防福祉用具貸与費が原則として算定できないこととなっています。
ただし、要支援者及び要介護1の者であっても、末期がんの急速な状態悪化等、疾病その他の原因により状態が急速に悪化し、短期間のうちに日常的に起きあがりや寝返り等が困難となることが確実に見込まれる者については、市町村の判断により指定福祉用具貸与費及び指定介護予防福祉用具貸与費を算定することができます。
なお、判断にあたっては、医師の医学的な所見(主治医意見書や医師の診断書等)に基づき判断され、かつ、サービス担当者会議等を通じた適切なケアマネジメントにより福祉用具貸与及び介護予防福祉用具貸与が特に必要である旨が判断されている場合、書面等により確認し、その要否を判断してください(別添1及び2参照)。
赤の部分はぼくと着色)

要約すると、軽介護者には従来レンタルが原則認められなかった電動ベッドなどについて、末期ガンのかたには
軽介護者であっても一定の条件下で認めます。ということのようです。
従来も医師の医学的判断に基づいて認められる場合などもあったようですが、もう一歩踏み込んで
明確に通知したと言うことでしょうか。
必要とされていた方々や福祉用具屋さんには朗報でしょう。

最後は自宅で過ごしたいという末期ガンの患者さんのご希望で改修を行ったときは、体調の良い日に
タイミングを図り即日帰宅させるという病院の方針でバタバタと工事を行いました。
介護保険担当窓口も事情を斟酌して早めに承認を出してくれました。
そして担当医師の所見通り、帰宅後1週間でお亡くなりになりました。

振り返ってみると、時間がなかったことも相まって状況の切迫性に押し切られ、
「その後」のご家族の生活に配慮が足りなかったかも知れないと考えています。

後日、同じ様に帰宅のタイミングを待つ方の改修依頼を受けました。
小さな女の子を二人お持ちの若いお母さんです。
放射線治療中のため、改修に当たって一定の時間を頂きましたのでプランは詳細に詰めることが出来ました。
住居への出入りや移動の容易性などの検討は当然ですが、意を尽くしたのは「その後」のことでした。

特殊な工事や大幅な家屋の意匠性の変更を避けながら、障害の除去や利用の容易さを実現しようと
努力しました。
ご家族にも有用な改修跡、例えば手すりの取付などはそのまま残置しても構わないと考えました。
しかし通常あり得ない改修跡、例えば車いすの出入りのための特殊な工事などは今回出来るだけ
残置したくないと考えました。

「その後」のご家族の生活で、使い勝手の悪い特殊な工事跡が残ることでその箇所またはその部分を
日常使うたびに亡くなった方を思い出すというのはどうなのでしょう。
私自身も、亡くなった父のために行った特殊な工事箇所を見るたびに様々な想いを持ちましたし
取り除くことに罪悪感も覚えて取り除くことをしませんでした。

勿論プランをご家族に説明する際に、そうした私の独善的な考え方をお話しすることはありません。
「その後」の事をご家族の方からお話をされる場面は多いのですが。

結局、上記の若いお母さんの帰宅のタイミングは残念ながら来ませんでした。


スレッドタイトルと内容が一致しない事もままありますので、ホームページに2011年4月までの過去ログの検索ページを設けています。  
 リスト→ http://jukankyo.web.fc2.com/blogl-list2.htm
 当社の業務の有り様については下記記事で。
 http://jukankyou.blog49.fc2.com/blog-entry-218.html
関連記事

この記事に対するコメント
参考までに教えて下さい
 私が2月までいた千葉市は介護保険「初」申請の方が「申請を済ませていれば」認定調査がまだ済んでいなくても住宅改修の事前申請は受付けてくれました。そして書類内容が確認されれば承認が出ました。ただ条件としては非該当の場合、改修費は全額自費という当たり前といえば当たり前の条件でした。認定結果が出ていなくても改修の着工可能だったのです。
 しかし今いるK日部市は認定結果が出ないと事前申請ができません。保険者としては「非該当の場合自費改修になるが トラブルの基になるので認定結果が出てから事前申請を受け付ける」ということなのですが 御本人(脊髄小脳変性症)は日々機能の低下を感じており、転倒の恐怖と戦っています。本人が介護保険課窓口に電話し「早く手すりを付けたい」と訴えても「福祉用具のレンタルなどを代用してて下さい」というコメントです。
(できるなら していますが・・・)
認定調査後3週間が経過し介護支援専門員の方が「そろそろ審査会ですか?」と聞いたら
「担当医意見書に不備があり それを伝えたのですがまだ再送分が届きません」
 ケアマネ「催促したんですか?」
 窓口「してません」
 そんなこんなで申請から審査会まで2か月です。 その間、案の定転倒して頭部7針縫ってます。 国保連に問い合わせたらS玉県は基本的に認定結果が出てからの事前申請だそうで、でもやっぱり保険者の判断が優先されるというコメントでした。私が関わると窓口で何が起きるかわからないのでケアマネさんに任せました。愚痴ってもどうにもなりません。

 脱線しましたが 延岡市や周辺保険者では その辺いかがでしょうか?
【2010/10/28 03:23】 URL | mucca #- [ 編集]


muccaさんのお怒りがディスプレイから吹き付けてくるようなコメントですね。

当市周辺では千葉市と同じく保険者との事前協議後、条件付きで工事が可能です。

当市では一応念書代わりに、上記条件(場合によっては非支給)を了承しましたという
文書を取られますが。

厚生労働省の担当部署の通知でも「運用については保険者の判断に任せる」との
文言になっていますので抗しがたい状況でしょうか。

保護帽でも着用していれば又違ったのかも知れませんが、適切な保護帽がなかなか無い
という事情もあるように聞いています。



【2010/10/28 09:23】 URL | ぼくと #dDm6s.8Q [ 編集]

ですよね~ (以下 愚痴)
「申請日に遡ってサービス提供を受けられる」はずですし
元々住宅改修が事後申請だったのは「緊急性」に対する配慮だったはずですし
「転倒しようが知ったことではない」というような対応を介護保険課でするなんて!

対症療法的なサービス提供ではなく「原因療法で」を求めているからカンファレンスやモニタリングや理由書が存在しているのに 完全に手順優先な進め方です。
「公費は有効に使う」のではなく「公費はなるべく使わない」つもりなのでしょうか? 
介護保険課の人が介護保険の存在意義を理解していない・・・。
介護保険料を払いたくなくなります。

失礼しました。ありがとうございます。
【2010/10/28 10:40】 URL | mucca #- [ 編集]

ご無沙汰しています。
こんにちは。
最近体調悪く読み逃げばかりですみません。
最近は高齢者やご病気の方の不自由さがよくわかる体調でした。(笑)

コメントありがとうございました。
”中高年のためのリフォーム術”からリンクされてこられる方が増えています。
ありがとうございます。
(半分はぼくとさんですよね?重ね重ねありがとうございます。)

なんだか、記事を読んで夏に亡くなった友人を思い出してしまいました。
懸命に看病されたご主人や息子さん達の今のお気持ち何だと思いました。
何を見ても亡き人を思い出しますよね。
私も星を見るたびに彼女を思います。

おじいちゃんのためにつけた手すりがおばあちゃんに、
おばあちゃんのためにつけた手すりが息子さんに役立っていれば、
こちらも嬉しいです。

でも、回収後亡くなられて、主のいない改修後が
残されたご家族を悲しませているとしたら。。。

これから、配慮しないといけませんね。

がんの友人がいます。
手術後に彼女の親さえも寄せ付けないほど懸命に看護されたそうです。
夏に亡くなった友人のご主人もそうでした。

ご利用者さんだけでなく、ご家族の気持ちにも寄り添えるように心がけていきます。

ありがとうございました。
【2010/10/29 14:40】 URL | Junko mama #- [ 編集]


Junko mamaさん コメント有り難うございます。

体調不良ですか。最近、天候も不順でその所為もあるのでしょうか。
私は体調不良にならなくても、高齢者の抱える問題点を日常的に
体感できることが多くなっています。
セミナーの際の説得力が増してきました。情けないことです。

だからといって身体に良いことはあまりしていませんが、心持ちについては
自分を苦しめるのも楽しませているのも自分の心だと思うようになってから
随分と楽になりました。

一方では、まだまだ丸くなりたくないぼくとがいます。
【2010/10/29 16:34】 URL | ぼくと #dDm6s.8Q [ 編集]


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いもがらぼくと

Author:いもがらぼくと
「城山の鐘 なりいでぬ 幼なかりし・・」城下町・宮崎県延岡市の地で、疾患を持たれた高齢者の住環境整備や老後に備えたリフォームを専門とした建築会社「住環境デザイン社」を経営しています。

年齢は団塊世代の末席。
趣味は「釣り道具の手入れ?」としておきます。



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