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中高年のためのリフォーム術 小話。
 
中高年のためのリフォーム術
日々の、障害者や高齢者の住環境整備業務を通じて思うあれこれを綴ることで団塊の世代の応援歌としたい。
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小話。
ある福祉系の勉強会に参加した際、介護予防住宅という用語が多く話されていました。
曰く、団塊世代の高齢化に伴い、要介護者を増やさないためにも介護を予防する住宅の
必要性が高まって来るというような論旨でした。

話の方向性には反論はありませんが、”介護予防住宅”というネーミングには違和感を
覚えました。
福祉職の方には何の抵抗もないのでしょうが、”老後に向けて介護状態になることを予防する
住宅を考える”というのはどうなんでしょう。

シルバーライフ=うかうかすると人様のお世話にならなければいけない私の後半の人生。
人様に世話を掛けないよう身を慎み、危険のない安全な生活を送る隠遁生活。
そんな夢のない生活がシルバーライフなんでしょうか。

介護状態になることに日々おびえて生活をする。
そんなことはどなたも考えていないと思います。
話をされていた福祉職の方々の思い込み、勇み足だと思います。

それにしても徐々に、いろいろと身体能力の低下を来すのは真実ではあります。
腕力の低下によって扉開閉が負担になって開けっ放しの扉が増えたり、関節疾患によって昇降動作が
不得意になる。
照度が不足なのか室内が暗くて不便、一方トイレの灯りがまぶしくて就寝しても寝付けない。
介護予防という発想からはこれらに対応する構想は、当然には生まれてこないと思います。
不便でも何とか辛抱できるのなら、不安でも転倒の危険とつながらないのなら。

むしろ、加齢に伴って生じる自然の摂理に対応した住宅、”加齢対応又は加齢配慮住宅”と
ネーミングする方が良いのではないかと思います。

くれぐれも”介護予防住宅などという寂しいネーミング”は、はびこらないで欲しいと願っています。


表題の小話について。

先日、ブログや社のホームページを見たという方からお電話を頂きました。
お話の主題は「お宅の会社の工事業務態様はどの様な」ということでした。

知人と打ち合わせ中のお電話でした。
当社の業務の有り様をご説明したのですが、「別の会社に下請けに出すのですか?」というご疑問が
なかなか解消され無いご様子で、私の説明もあまり上手とは言えませんでした。
電話後、知人とその話題について散文的に話をしていた中でコストパフォーマンス(費用対効果)
の話になりました。

その際知人から、それになぞらえたなかなか味のある小話を頂いたのでご紹介。

ある国の王様が、国の税収が伸びないことに苦慮していました。
そこで補佐官に、「隣国と同じような人口で産業構造も同じようなのに、隣国の国庫は豊かで
我が王国の国庫はなぜ貧しいのか。」と下問致しました。
補佐官は、収税官から大蔵大臣まで税に関わる関係者十数名を王様の前に呼び集めました。
「王様ご覧ください。」
補佐官は芦のかごから大きな氷を取り出して収税官に渡しました。
収税官の袂の中にポタポタと氷の溶けた水が落ち込みました。
収税官からその上司へ又その上司へと氷は次々に手渡されていきました。
そのたびにポタポタと袂へ。
最後に大蔵大臣の手から国庫の金庫に氷が納められました。
大きかった氷は赤ん坊の拳くらいになっていました。
補佐官は言いました。
「王様、コレが我が国の税金に起きたことです。」


知人はコレをリフォーム工事に結びつけて話をしました。

施主がリフォーム工事を大手の住宅会社に依頼した。
大手の冷蔵庫は大きい。そして大きな冷蔵庫を動かすにはかなりコストが
かかる。施主の氷(リフォーム予算)では無駄な容積が大きすぎる。

そこで、
大手はその氷(リフォーム予算)を下請けの中堅工務店に回す。
そこの冷蔵庫もその氷には大きすぎる。

そこで、
中堅工務店はいつも工事を頼んでいる大工に声を掛ける。
氷は大工さんのクーラーボックスにちょうど収まる大きさになっていた。

大工さんは氷の大きさに見合うリフォーム工事を行った。

なかなかうがった話ではあります。
しかし、不当な話でもありません。
万が一クレームが発生して大工さんの範疇で収まらない場合、中堅工務店が
対処しなければなりません。
中堅工務店で対処が困難な場合、大手住宅会社が責任を持って対処しなければなりません。
危機対応の予算を大手・中堅それぞれ確保するのは当然と言えます。

小話のご紹介のつもりが、文が長くなりました。

其れではどうすればよいのか、とか
社の業務態様については後日、項を改めて記述したいと思います。


スレッドタイトルと内容が一致しない事もままありますので、ホームページに2011年4月までの過去ログの検索ページを設けています。  
 リスト→ http://jukankyo.web.fc2.com/blogl-list2.htm
 当社の業務の有り様については下記記事で。
 http://jukankyou.blog49.fc2.com/blog-entry-218.html
関連記事

この記事に対するコメント
私も「介護予防住宅」反対!
「別の会社に下請けに出すのですか?」

職人は指示通りに仕上げる為に経験と技術を用い、

元請け(工務店)は御客様の要望通りに仕上がる様に段取りを組む。

決して上前をはねているだけではないのに、そういうイメージになってしまう。

業務態様として最近は、全て自社施工を謳うリフォーム業者も増えている。

顧客も安心する。でも表向きだけで社員でない職人も多いはず。

私も同業者として言わせて頂くと、お客さんの望む生活がどうなのか?
どうすればそうできるのか? 費用面では? 御家族は? ・・・

様々な状況を確認し分析し提案する。工期よりアセスメントにずっと長い時間が掛かる事も日常茶飯事だ。それはお客さんの要望をそのまま聞き入れているわけではない。時にはお客さんの要望と真っ向反対の提案になるときもある。

だって、それがその方の為には良いと思うから。

提案が気に入らなければ 言う通りにしてくれる他社さんに頼んで下さい。

私の仕事は「アセスメント」と 納得してもらえるような「提案」。

決して上前をはねているだけではない。それ以上にリスクも背負っている。

でもそれ以上にお客さんの笑顔が得られるから 続けている。

下請けに出す出さないだけで 評価されてしまうのは 寂しいですね。

(下請けに出してませんけど)

費用対効果って 顧客満足度に対して どうなんでしょう?

私の仕事はお客さんの笑顔が表しているように、pricelessだと思います。

単なる商品売買や 言うなりに施工したリフォームと 同じにしないでね。
【2010/03/22 02:29】 URL | mucca #- [ 編集]


muccaさん コメント有り難うございます。

専門事業者の常識って他の方には非常識ということが多いですね。
私の担当している受講生さん達も様々な業種から来て居られます。
休憩時間にお話をお伺いすると、へーそうなんだというお話を沢山聞かせてくれます。

私自身の思い込みの業界常識の殻を破って、次回にでも業態のお話を
したいと思っています。
【2010/03/22 10:57】 URL | ぼくと #dDm6s.8Q [ 編集]


こんばんは、ぼくとさん。
そうですね、muccaさんの言われるとおり
>単なる商品売買や 言うなりに施工したリフォームと 同じにしないでね。
と思います。

職人さんを自社に抱えることでかえって経費がかさむこともあります。
元請が責任を持って段取り、監理をします。
お一人お一人に合わせて。
でも、なかなか分かってもらえません。

特にこの業界、他のものと同じというわけには行かないところが多々あります、
良心的にしても分かってもらえない。
ベッドと住宅改修に使われるものが同じ掛け率と思われる方も居られます。
「笑顔が見たいから。。。」
それだけではだめなときもあります。
心が折れそうになっていたとき、相談した方に
「褒めてもらうためにするの?」といわれました。
その時はその方のいわれる意味がよく分かりませんでした。
先日、ある方の改修工事後の確認をしたとき、まだ私達の心が伝わってなくて、悲しい思いをしましたが、あることに気づきました。
「あの時、死にたいといっておられた方が今、何不自由なく生活しておられるんだ。」
「あの時、何度も断ろうかと思ったけど、この方のリハビリされている姿に『生きたい』という思いを感じた。あの時、断っていたら、本当に死んでおられたかもしれない。」

生きて、文句を言っておられる。
それだけでもいいんじゃないかって思いました。
一緒にチームを組んだ障害者支援センターの方が、
「受傷したばかりでしたし、いつかきっと分かってもらえますよ。」といってくださいました。
周りの方は分かってくれている。

何不自由なく暮らせている。

それがあの時、先生が言いたかったことなんだって、やっと分かりました。

長くなりました。すみません。

ありがとうございました。
【2010/03/23 07:38】 URL | Junko mama #- [ 編集]


Junko mamaさん コメント有り難うございます。

人は、頂くお金以上の仕事をしたと思うとき心の中では、「感謝しています」「有り難う」の
言葉を無意識に期待するのかも知れません。

反対に、頂く対価まで至らない仕事してしまったと思うとき、その言葉を期待する心は全く生まれてこないと思います。

Junko mamaさんの心が折れるときは、精一杯やったという気持ちがあるからこそだと思います。

今後もそのお気持ちを忘れずに、精一杯のお仕事をしてください。

P:
下の方に文章が残っていて、空間が長くなっていましたので編集させて頂きました。
もしかして、視覚的な一つの妙だったかもと思いつつ。

【2010/03/23 18:33】 URL | ぼくと #dDm6s.8Q [ 編集]


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いもがらぼくと

Author:いもがらぼくと
「城山の鐘 なりいでぬ 幼なかりし・・」城下町・宮崎県延岡市の地で、疾患を持たれた高齢者の住環境整備や老後に備えたリフォームを専門とした建築会社「住環境デザイン社」を経営しています。

年齢は団塊世代の末席。
趣味は「釣り道具の手入れ?」としておきます。



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