アクセス解析
レンタル掲示板
中高年のためのリフォーム術 失敗事例に学ぶ?
 
中高年のためのリフォーム術
日々の、障害者や高齢者の住環境整備業務を通じて思うあれこれを綴ることで団塊の世代の応援歌としたい。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

失敗事例に学ぶ?
お盆で親戚回りをいたしました。
大半が隣県で冠婚葬祭以外ではお会いすることもないご親戚の方々なので、その都度親戚関係の確認が必要です。
懇談の話題がほとんど、孫又はひ孫さんのお話です。
そのくらいの年齢のご親戚がご参集です。若い方はあまり見掛けません。
この年代の方々が集まらなくなれば自然、集合体も小さくなっていくのでしょう。

今日はディに行った帰りだとか、孫が介護士になってとかそういった会話も多く聞かれました。
農協に次いで福祉施設も、田舎では若い方達の主な就職先になっているようです。

今、失敗事例に学ぶというタイトルの資料の作成準備に入っています。
こうした演題でのセミナーも予定していますので、準備は二本立てです。

資料を作るときいつも悩むのが筋立て・編成です。
縦糸をこれで横糸はあれで柄はこう入れて。
何のことだかお分かりにはならないと思いますが、
例えば、縦糸が工事メニュー横糸がADLそして柄が工事の必要性の多寡などに当たります。
これが巧くいけばスムーズに展開していくのですが、最初の構成に失敗するとどん詰まりに陥ります。
しばらくほったらかしで、何らかの切っ掛けによるひらめきを待ちます。

はまると数日で、概略出来上がってしまいます。
数日掛けてお化粧をします。
文章を校正したり写真を入れ替えたり、試し刷りで雰囲気を見たり。
その内飽きて来ます。
その日が完成日です。

それにしても原稿を準備していて感じるのは、”教えることは学ぶことだ”ということです。
私の場合は”伝えることは伝えられることだ”というのが正確だと思いますが。
年間120名くらいの受講生の方にあれこれお伝えしています。
年齢も20才くらいから60才過ぎの方までいらっしゃいます。
1期30名くらいですが、受講中の質問や疑問で、普通そんなことは聞かないだろうと思うことを問いかけて来る方がいます。
答えを用意していない質疑が出てくるのです。
立場上、当たり障りのない何らかの答えは取りあえずしておきます。
そして、そういえばなぜなんだという答え探しを懸命に行います。
その日かその翌日までには答えを準備します。
そして再度、質問者に質疑に対する詳しい答えを補完しておきます。
これで、いつか利用者さんから同じ質疑が出ても速やかに答えが出せることになります。

工事プランでもそういうことがあります。
プランの段階で?と思う工事プランであっても、致命的でない限り工事まで行ってもらうようにしています。
当然、上手くADLに適応していない工事ということになります。
しかし直接その工事部分に触っていると、別の意義が見えてきたりします。
想定している疾患には適応しませんが、こういう風に直接触ってみると別の疾患のプランの参考になるアイディアが浮かんできたりします。
頭からこんな工事はしないと思いこんでやらない。従って、出来た物を触ることもない。それが普通です。
でもここでは、取りあえずやってみようということが出来、現実に触ることも出来ます。
想定を超える効果をダイレクトに感じる事も出来ます。
これは最初の想定力そのものが貧弱だからです。
頭でこうに違いないと思いこむことと、実際に物に触ることとでは大きな差があります。

手すりの使い方も人それぞれです。
設置して頂いた手すりをそれぞれ使ってみます。
そうすると、「あれっ、それは予定と違う使い方じゃないの」という使い方をする方がいます。
何人も出てきます。
そうなるとこれは事件です。
事件は嘘ですが、何かの意味があることになります。
今度は、通常予定される使い方をその方達にやってもらいます。
感想をお聞きします。
ここで、なるほどそうなのかという貴重な情報を頂けるのです。
勿論、その方達は特別な感慨は持っていないだろうと思います。
むしろ、自分たちは間違った使い方をしていたのだ。今講師に正しい使い方を教わった、
とお考えだろうと思います。
別に意地悪でその事をお話ししないのではありません。
頂いた情報をじっくりと吟味して一つの方向性が出るまで熟成させる必要があります。
というと格好が良いですが、なに本当のところは、理解するのに時間が掛かるだけです。

若い頃、雪解け水の流れる川で修行したことがあります。
当然、相当な覚悟で水に入りました。
しかしその時、私が身体で感じていたものは生ぬるい覚悟を遙かに超えたものでした。

いろいろな実験に直接携わらせて頂ける今の環境は本当にありがたいと思っています。
ブログを通して、少しでも皆様にお返しが出来ればと考えています。


スレッドタイトルと内容が一致しない事もままありますので、ホームページに2011年4月までの過去ログの検索ページを設けています。  
 リスト→ http://jukankyo.web.fc2.com/blogl-list2.htm
 当社の業務の有り様については下記記事で。
 http://jukankyou.blog49.fc2.com/blog-entry-218.html
関連記事

この記事に対するコメント
実際の現場では
目からうろこが落ちることがたくさんあります。

例えば玄関上がり框段差にて、
脳梗塞後遺症で左半身麻痺の方、
土間から見て右側に下駄箱、左側に壁面。
左マヒだから左側の壁に手すりをつけても「全くの無駄だ」と思っていませんか?
マヒの度合いによっては使えるかも?
そうではありません。右手でつかむのです。
この場合、上がり框段差の垂直線上に取り付けた縦手すりではなく
私の好む水平手すりですが 右手で使えるんです。
それまで私は横手すりを上からつかむものとして考えていました。
この場合も右手で上から握っては体幹の移動に干渉し 段差を昇るどころではありません。
右手で下からつかむのです。見事に段差を上がれました。

これこそ残存能力の活用!
これこそ住宅改修ならではの醍醐味!

伝わりましたか?
【2009/08/15 22:54】 URL | mucca #- [ 編集]


muccaさん コメント有り難うございます。

時々自省しなければ、思い込みや思い付きを語っている自分に気が付かないことがあります。
利用者ご家族の晴れ晴れとしない顔をみて思い至ります。
個々に対処してと思っていても、自分なりのワンパターンに落ち込むことは再々です。
【2009/08/17 07:10】 URL | ぼくと #dDm6s.8Q [ 編集]


この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
http://jukankyou.blog49.fc2.com/tb.php/192-6c99deeb
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

釣 書(つりがき)

いもがらぼくと

Author:いもがらぼくと
「城山の鐘 なりいでぬ 幼なかりし・・」城下町・宮崎県延岡市の地で、疾患を持たれた高齢者の住環境整備や老後に備えたリフォームを専門とした建築会社「住環境デザイン社」を経営しています。

年齢は団塊世代の末席。
趣味は「釣り道具の手入れ?」としておきます。



カテゴリー

お急ぎの方は(表題については下記へ)以下をご覧ください。



ご質問など。

お名前は匿名でも構いません。 こんな事をと思われる事でもどうぞ。

お名前又はハンドルネーム:
メールアド:
お住まいの地域名:
ご相談・ご質問内容:

記入終わりましたらOKボタンをポチッと。 可能な限り早めに返信させて頂きますが、 頭を絞るお題を頂いたときはお時間を。



最近の記事です。



最近頂いた又返信させて頂いたコメントです

昨今のweb状況から承認方式にさせて頂いていますので投稿ネームにはご注意を。



私のブログ内の検索が出来ます。

結構使えます。カテゴリーに拘わらずあちこち書き散らかしていますので、お時間の節約になると思います。

「手すり」とだけ入力するより「手すり(スペースキー)便器」のように検索して頂くと効率的です。



お付き合い頂いている方々のHPです。

このブログをリンクに追加しようかなという奇特な方はこの文をポチッと



RSSフィード





上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。