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中高年のためのリフォーム術 浴室のリフォーム。7
 
中高年のためのリフォーム術
日々の、障害者や高齢者の住環境整備業務を通じて思うあれこれを綴ることで団塊の世代の応援歌としたい。
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浴室のリフォーム。7
工事や台風で更新が出来ませんでした。
今日は一転穏やかな秋の日ですが、昨日の台風では突風が吹いた様です。電車は横転するし、店舗や住居が破壊されて市内で多くの死傷者が出ています。クラブメンバーの被害はまだ聞いていませんが、被害があれば手伝いに行かねばなりません。一緒に仕事をしている大工さんから、以前手がけた施主の家に被害が出ているので二日程現場を開けさせて下さいと連絡がありました。否応もありません。被害の復旧が最優先です。今も市内上空には、報道なのか調査なのか複数のヘリが飛び慌ただしい雰囲気です。台風に話はここまでとして。

今日まで浴槽の話です。
 
比較的浅い浴槽を、設置した事例を二つ紹介して見ます。


浴槽縁に段差のある浴槽

この浴槽は高さ45cm位で設置されています。かなり高めです。浴槽の深さが55cmの浴槽ですから、洗い場と浴槽底の差は10cmとなっています。
当然座っての入槽となります。浴槽と同じ高さに作られたタイル貼りのヶ所(移乗台又は移乗スペースと言います)に一旦座って、足を交互に入れ入槽します。出るときは当然その逆となります。
かなり大柄な方なので45cmでも高すぎませんし、立ち座りの容易でない方も立ち上がりやすくなっています。
かなりよく研究されて、改造されていると思います。

一点だけ惜しいところがあります。写真で確認出来るでしょうか。
移乗台と浴槽縁に2~2.5cm位の段差があります。これは左官職としては常識的な施工です。
メーカーもその様に施工説明しています。タイル面に付着した水滴が、汚れを伴って浴槽内に垂れてこない様にしているわけです。
ところが、高齢になってADL(以前説明しましたが再度、日常生活動作のことを言います)が低下すると、この段差に座骨(イスに座って、手の平をお尻の下に敷いてお尻を動かすとゴリゴリ手の平に当たる骨)が引っ掛かってお尻を前に出せない様になります。
朝(あした)には雄大な臀部をお持ちのあなたであっても夕べには貧相なお尻になるかも知れません。
直接監督して、段差が無いように設置してもらいましょう。

次の例も同じようなものです。 
20060918102154.jpg

但し、ごく小柄な方ですので設置高さは40cm程度となっています。浴槽深さは50cmですので内外の差は10cmとなっています。
この浴槽は始めから移乗スペースが付属している浴槽です。メーカーは魚さん(雅な幼児語で発音して下さい)です。もう一つの有名メーカーさんは稲さんとでも呼ぶようにしましょうか。

これも、写真で確認出来るでしょうか。移乗台の部分と浴槽縁に差がほとんどありません。奥の方から手前に僅か5mm程度の水勾配を付けています。この浴槽の場合、製品の移乗スペースに座骨が乗って引っ掛かる事はないのかも知れませんが、念のため段差を無くしています。
写真では、移乗スペースに20cm程スペースを拡張しているのが分かると思います。
実は、折角の移乗スペースですが、製品そのままの巾では座っての入槽は容易ではないのです。
試しに椅子に座ったまま足を上げてみて下さい。イスの座面までかかとが容易に上がりますか、上がらないと思います。上がる方も何れ上がらなくなります、負け惜しみではありません。
背もたれのないイスの場合は、容易に上がります。つまり、背中を後に倒すスペースが必要なのです。時に、WEB上でも施工事例として、この移乗スペースを壁面にピッタリくっ付けて設置している事例を見ます。
これは間違いです。
それでは、壁面から離して設置したらどうか。
残念ながら、ご同輩の先行きの身体状況は想像出来ません。足を上げたらそのまま後に倒れてしまうような状況に立ち至った場合は、どうされますか。

実は、既に介護が必要な先輩諸兄の浴室改修では、壁から離して設置することがよくあります。ある意味では病状が固定化した状態と言いますか、この様に介護を受けて入浴するという手法が確定した場合は、介護者の立つ位置を確保するためにスペースを空けて設置しています。
すなわち、介護が前提なのです。
とくと、連れ合いとご相談の上、決定されて下さい。

浴槽について、はまだまだあるのですがここまでとします。
次回は浴室の別の箇所について書きたいと思います。


スレッドタイトルと内容が一致しない事もままありますので、ホームページに2011年4月までの過去ログの検索ページを設けています。  
 リスト→ http://jukankyo.web.fc2.com/blogl-list2.htm
 当社の業務の有り様については下記記事で。
 http://jukankyou.blog49.fc2.com/blog-entry-218.html
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いもがらぼくと

Author:いもがらぼくと
「城山の鐘 なりいでぬ 幼なかりし・・」城下町・宮崎県延岡市の地で、疾患を持たれた高齢者の住環境整備や老後に備えたリフォームを専門とした建築会社「住環境デザイン社」を経営しています。

年齢は団塊世代の末席。
趣味は「釣り道具の手入れ?」としておきます。



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