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中高年のためのリフォーム術 車椅子対応リフォーム2
 
中高年のためのリフォーム術
日々の、障害者や高齢者の住環境整備業務を通じて思うあれこれを綴ることで団塊の世代の応援歌としたい。
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車椅子対応リフォーム2
タウンミーティングのご報告。
予定人員100名の企画予定でしたが、40~50名位でした。
少な過ぎるような気もしたのですが、こんなものなんだそうです。
もっと少ない時もあるとお聞きしました。

松尾先生のお話、素晴らしく説得力があります。ご自分の行動力と車椅子を操作しながらの
お話しですから当然といえば当然です。

パネリストの事前打ち合わせの際に、控室でこんなお話を聞きました。
「駅に電車が着いたとき、駅員さんがスロープ(二つ折りになっている)を電車の開口部と
ホームに渡しましたが、開口部がやや狭くきっちりとは平らにならなかった」
「私が躊躇していると、駅員さんは大丈夫ですよと言う。平らになっていれば自分で当たり前
に自立して移動出来るのに、いわば広いV型に開いているため昇降出来ない。」
「駅員さんはさらに、大丈夫ですよと言います。結局彼らの言う大丈夫ですは私たちが介助しま
すから大丈夫です。に過ぎない。」
「設計通り平らになれば自立して移動出来る人間を、介助がなければ移動出来ない人間に
している。今日は、こんな事はほかにも沢山あるというお話しもします。」

自立についてのお話し。そんなお話しが一杯でした。
私の役割、パネラーとしては何とかこなせたようです。司会者の方の運営や振りが絶妙で
日頃話したいこと・検証して貰いたいことがスムーズに出て来ました。
とても楽しい時間を過ごすことが出来ました。
今回、企画運営された地元のFJC団体「ひむか福住研」さんに感謝。

表題について。


部外講師を行っている施設での講座に、車椅子の体験時間があります。
幾つかの課題とその課題を体験するための簡単な道具。

・施設職員講師が作った1/8 1/12 1/15の三種類の勾配スロープ
・木片で作った長さ90cmくらいの1cm角の棒2本
・コンパネを立てて作った+型通路
これで様々な事を体験します。

何の加工もしていないコンパネで作った1/15の一番緩い勾配のスロープ、1/8のスロープ
が上れる方が上れません。 なぜか?。

長さ90cm高さ1cmの木片、直進して乗り越すのと斜め進行で乗り越すのはどちらが容易か? あれ?。

片手片足走行で通路を移動します。ハイッ右に曲がって-スムーズに方向転換完了。
同様に、ハイッ今度は左に曲がって-ゴッンゴッン転回不可能。 なぜか?。

同じくらいの体格の同性の受講生二名、搭乗者を乗せて10cmの段差越えに挑戦。
一方はらくらく達成。しかし一方は全体重をティピングバーに掛けても不可能。 なぜか?。

構成の失敗もあります。
なぜスロープは平面転回部に直角に作らなければならないか?編
 ・平坦な壇上からスロープに斜めに車椅子を置きます。
 ・「この様に小さな車輪2個と大車輪2輪が同時に着かず一方は浮いています。」
  「自動車と違って独立懸架にはなっていません。しかし搭乗者がこの状態で車椅子に
  乗ると全輪が着地します。ハイあなた乗って下さい。するとどうですかこの様に・・・!」
  なんと状況が変わっていません。
  実はこの後には、「この四輪が着いた状態では車椅子のシャーシはゆがんでいます。」
  「従って長い間この様な形態のスロープを利用していると車椅子の溶接が外れてしまいます。」
と続くはずなのです。
搭乗者の選定ミスです。体重が軽くて効果が見えません。
そんな失敗もしながら和気藹々と進行していきます。

受講生にはレポート用紙を渡しています。体験したことを忘れないように書き留めて貰うためです。。
その際、こう言います。
「ほかの資料はなくしてもいいからこのレポートだけは大事にして下さい。この後、一生この様な体験をする機会はありません。大半の福祉職の方は、車椅子の動きを、座学で学んでも体感する機会は殆どありません。よしんばあるとしても、介護のための移乗介護・移動介助までです。」
「皆さんが体験しているのは、車椅子に対応した改修を行うにはどの様な知識が必要であるかを身体で体感しながら学んでいるのです。」
「いつか、その知識が必要になったときこのレポートを引っ張り出して下さい。必ず役に立ちます。」

車椅子対応のリフォームには、移乗や移動の介助技術だけではない知識が必要です。それも、体感してその理由を身体で覚えることが必要です。
この知識だけは座学や書籍で習得することは困難です。
車椅子対応のリフォームは「広ければよい・段差がなければよい」だけでは対処出来ないことをお考え下さい。

少し話が硬かったのは、松尾先生の「自立支援・・」のお話しのせいにしときます。

(下記の過去ログの整理が遅れています。正月の休みの間に何とか。お酒を控えて・・無理かも)


スレッドタイトルと内容が一致しない事もままありますので、ホームページに2011年4月までの過去ログの検索ページを設けています。  
 リスト→ http://jukankyo.web.fc2.com/blogl-list2.htm
 当社の業務の有り様については下記記事で。
 http://jukankyou.blog49.fc2.com/blog-entry-218.html
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いもがらぼくと

Author:いもがらぼくと
「城山の鐘 なりいでぬ 幼なかりし・・」城下町・宮崎県延岡市の地で、疾患を持たれた高齢者の住環境整備や老後に備えたリフォームを専門とした建築会社「住環境デザイン社」を経営しています。

年齢は団塊世代の末席。
趣味は「釣り道具の手入れ?」としておきます。



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