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中高年のためのリフォーム術 高い?
 
中高年のためのリフォーム術
日々の、障害者や高齢者の住環境整備業務を通じて思うあれこれを綴ることで団塊の世代の応援歌としたい。
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高い?
例年なら高校野球の終演と共に秋の訪れを感じるのですが、今年はまだまだ熱い夏が続いています。
もう少し頑張らなければならないようです。尤も早朝からの女子マラソンを観戦していると、その間は暑さを忘れていました。

福祉系の掲示板をロムしていましたら、介護保険での改修で「・・の工事で十数万円の見積でした。高すぎるのではないでしょうか」というケアマネさんの投稿に対し、
改修業者さん?が「自分で事業を行って、その工事の見積をなさったら如何ですか?」「機材も必要なのですよ」と反応していました。

要は、「実務の有り様も知らないくせに、素人が勝手に高い安いを簡単に言ってくれるな」ということなんだろうと思います。
「じゃー、あんたがやれば」は、あれこれの指図をうるさいと感じた職人さんがへそを曲げた時に言うセリフです。一般の方が、職人さんとのやり取りを苦手と感じる場面ですね。
今は、大方の建築職種は会社組織になっています。会社の看板を背負っていてこの様な啖呵は切れません。
しかし、大工さんだけは未だに一本独鈷(どっこ)です。
大きな建築会社で常用の方も居られますが、現場で道具を握っているのは声掛けで参集した独立独歩の大工さんがほとんどだと思います。
「じゃー、あんたがやれば」のセリフは、もうここの会社からは声が掛からないことを覚悟の啖呵切りです。
従って、現場監督や会社の威を借りての応対は火に油を注ぐようなものです。
確かに職人さんとのやり取りはケアマネさんには容易でないのかも知れません。

ところで表題の高い?について


掲示板でのやり取りを見ていて思ったのが、この「高い」という表現の影響?です。

通常、高い・低い-高い・安いという風に対比的に使われることが多いと思います。
要するに「高い」は、何か比較するものがあって初めてそれに比べて高いという表現が出てきます。
「今日のレタスは昨日に比べて何円高かった」というように。

それでは一般の方が、建築の見積書などを見て「高い」という場合、そこに何か比較するものがあるのでしょうか。
他に見積書が出ていれば、相対的に判断出来る材料があることになります。

問題なのは比較する明確なものが存在しないのに「高い」と表現する場合です。
なぜ問題なのかというと、この際しっかり儲けさせて頂きますという見積もりを出した業者さんは
「まあー、そう言うかも知れんな」と腹の中では思っていますから
「それではどの位のご予算なら」とゆとりを持って接してくれます。

しかし良心的に見積をした業者さんは「何を基準に我が社の見積が「高い」と言うんだ。精一杯あれこれ勉強(サービス)しているのに」と心の中で思っています。しかし、口にも態度に出しません。
最終的に予算が折り合って契約に至っても、その澱(おり)は心の深いところに沈殿しています。
何もなく工事が完了してしまえばどうということはありませんが、何かひと騒動あったときに親方(社長)の心が揺さぶられれば沈んでいた澱が巻上がることになります。
結末は推して知るべしということになります。

実は、比較する見積書が無いのに一般の方が「高い」と言う場合は、
「予算がこの位で納まれば、追加であれとこれもこの際作っておこう」という腹づもりが予算書の金額を見て打ち壊され、その腹立たしさが思わず口をついて出た「高い」だったのだろうと思います。
又は、何の根拠もないのに「この位かなー」と思っていた金額と大きくずれた金額だったためにため息と共にでた「高い」だったのかも知れません。

つまりは、「思っていたより掛かるんですねー」が、何の用心もなく「高い」という言葉で表現されているだけです。
しかし先に述べましたように、良心的な業者さんほどこの言葉に傷つきます。
見積書の金額欄を施主が見る際の、親方(社長・担当者)の緊張は最高潮に達しています。とても施主の言葉の真意を見抜くゆとりはありません。
結果、澱が・・・。

率直に、「この位で納まるかと思っていました。」と言うべきです。素人なんですから、腹づもりが大きく違っていても恥ずかしくはありません。
「高い」の言葉は決して良い結果を生みません。
そんなことを思わせた掲示板のやり取りでした。


スレッドタイトルと内容が一致しない事もままありますので、ホームページに2011年4月までの過去ログの検索ページを設けています。  
 リスト→ http://jukankyo.web.fc2.com/blogl-list2.htm
 当社の業務の有り様については下記記事で。
 http://jukankyou.blog49.fc2.com/blog-entry-218.html
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この記事に対するコメント

ご無沙汰しております。
今回の記事、「うん、うん、・・・」頷きながら読ませていただきました。
全く同感、さすが機微に通じたぼくとさんだと。

今の世の中、職人や工務店は「疑われているかもしれない」という意識が必要なのかもしれないと思っています。
施主の立場に立てば、地域という信頼が失われ、何を信じていいかわからない。
それが言葉に現れる。
でもそれは本当は「私は心配してます。この心配が無用のものだということを説明して、私を安心させて下さい」と言っているのだと思います。
自らの善意に安心していると、そのサインを見落としてしまい、
不信を解こうにも解けないほど固まってしまっており、結果互いに不幸な結末に・・・。
初めから不信を持って依頼する人はいませんからね。

あらら、記事につられて余計な考えを・・・。
失礼いたしました。
【2007/09/04 00:57】 URL | daiku #l3W7yd.M [ 編集]


daikuさん コメント有り難うございます。

誠意天に通ず・・とういうのはなかなかに難しいようですね。
不器用な人ほどちぐはぐになるようです。

ところで、このコメントをご覧の方で「職人の心意気」を理解したい方は、
daikuさんのこのページ 

    http://uradasi.blog21.fc2.com/ (コピペでどうぞ)

をご覧下さい。「職人の意地・意気・志」が理解出来ます。
職人さんとのお付き合いのノウハウが満載です。
【2007/09/04 11:59】 URL | ぼくと #dDm6s.8Q [ 編集]


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いもがらぼくと

Author:いもがらぼくと
「城山の鐘 なりいでぬ 幼なかりし・・」城下町・宮崎県延岡市の地で、疾患を持たれた高齢者の住環境整備や老後に備えたリフォームを専門とした建築会社「住環境デザイン社」を経営しています。

年齢は団塊世代の末席。
趣味は「釣り道具の手入れ?」としておきます。



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