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中高年のためのリフォーム術 2016年09月
 
中高年のためのリフォーム術
日々の、障害者や高齢者の住環境整備業務を通じて思うあれこれを綴ることで団塊の世代の応援歌としたい。
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老後も安心して暮らせる住まいの定理:住まいの立地条件まとめ
前々回のスレッドの続きです。

ブログを見た友人から、
積雪がある地域の場合、延岡市のような南国と違って、生活道路が
坂道である生活環境は高齢者にとってより困難な状況になってしまうね。
と感想を述べていました。

私の住まいも狭い坂道の上にあります。
滅多にないことですが、冬季に生活道路であるその坂道が凍結すると
人・車ともに動きが取れなくなってしまいます。

都心で積雪があると、坂道を通勤通学する人たちがスリップして転倒するシーンが
照れ笑いしながら立ち上がる様子とともにニュースで放映されます。
これが高齢者だったらとんでもない事故につながってしまいます。

こうしてみてくると、高台の団地より低地の団地の方が高齢者にとっては
有利だと考えます。
又、選択する団地の規模も統一感のある大規模な分譲地より、小規模な分譲地が複層的に
存在し且つ分譲時期がまちまちな団地が高齢者にとっては
有利だと考えます。
理由は前回も述べましたが、いわば「地域団塊の発生」を忌避するには
様々な年代の世帯が混在する集落である必要があります。

高齢者にとって望ましい住まいの立地条件は、
1.生活道路が坂道でないこと
2.バス通りに生活道路が近接していること
3.大規模な分譲地内でなく又近接もしていないこと
4.新旧様々な形態の住宅が混在する地域であること

これすなわち、地域の方々の干渉の多い生活空間と言えます。
まさにその必要性をお話ししています。
そんな生活とんでもないことだという方はやむを得ません。
ただ、すでに高齢のお二人又はお一人で孤高の生活を続けようとしても
容易でない事例を小さな地域でも日常的に目にします。

  団塊世代の明け暮れに 勝つことばっかり夢にした♪
  戦終わって 夕日が落ちりゃ♬

吉幾三の「その昔」という歌です。

そろそろ突っ張ってきた肩から力を抜いて、共助・互助の空間に身を置くことも
賢い老後のあり方かもしれません。
そうした空間を得やすいのが上の立地4条件です。

次回から、空間について述べてみます。


スレッドタイトルと内容が一致しない事もままありますので、ホームページに2011年4月までの過去ログの検索ページを設けています。  
 リスト→ http://jukankyo.web.fc2.com/blogl-list2.htm
 当社の業務の有り様については下記記事で。
 http://jukankyou.blog49.fc2.com/blog-entry-218.html
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老後も安心して暮らせる住まいの定理-2の2
9月20日のスレッドのなかで、施設入居された方の住宅を同じく高齢のご兄弟が
後片付けする大変さを記述しましたが、高齢になってからの住環境の整備も同じように
相当な気力体力が必要です。

高齢期の住まいを考える際に、サービス付き高齢者施設への入所や住まいの改修改造と
併記して、住み替えという考え方も解説されます。

私事ですが、
昨年住まいの床が痛んできていたので、居間・廊下・台所のフロアーを張り替えてもらいました。
冷蔵庫やその他の大きな家財は大工さんに移動してもらい、小物は自分たちで段ボール詰めをしました。
工事期間は約4日間でした。
ソファーも使えず段ボール箱に座ってテレビを見るなど、変則的な生活がその間続きました。
工事終了後、家具の再移動や不要物の廃棄などが終了して日常に戻るのに3日間かかりました。
そのとき考えたのが、
住み替えや改修改造と言葉では何気なく言うけど、これは相当な体力気力を必要とする事業であり
その対応が本当に必要になった時点ではもはや事に当たる体力気力はなくなっているに違いない
ということでした。

健康でいられるのか何らかの疾患を抱えることになるのかは、神ならぬ身の知るよしもなしと
いえますが、間違いなく加齢による体力と気力の衰えはやってきます。
エンディングノートの作成を学ぶ前に、”いつやるの?今でしょ”という気構えをもって終の住まいの有り様を考え始めていただけたらと思います。

表題からずれてしまいました。表題の項は次回に。


スレッドタイトルと内容が一致しない事もままありますので、ホームページに2011年4月までの過去ログの検索ページを設けています。  
 リスト→ http://jukankyo.web.fc2.com/blogl-list2.htm
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老後も安心して暮らせる住まいの定理-2
「マンションより戸建ての方が良いというのは、片手落ちの評価じゃないでしょうか?」
という内容のメールを先日のスレッドに対し頂きました。
なんでも、ご両親が高台の戸建て団地にお住まいで、最近父親が免許を返納したため
買い物や病院通いに不便をかこっており対応に苦慮されているという内容でした。

まさにこれが次の次くらいに取り上げようとしていた事項でした。
メールをいただいた方には「次のスレッドでご疑問にお答えします」と
返信させていただいています。

従って今回のテーマは「戸建ての立地条件は」についてです。
内容は下記へ。

[READ MORE...]
老後も安心して暮らせる住まいの定理-1の2
台風16号の通過とともに、泊まっていた母親のマンションから自宅へ向かいました。
先日マンションの利点としてあげた「比較的風水害に強い」を実感した次第です。
15分ほどの帰路で、数カ所の冠水があった地域を通過しました。
山肌の痛んだ箇所があったようで、県道に赤い土砂が広範囲に流出していました。
実際の県内被害の詳細は、夕刻にならないと判明しないようです。

今のところ、市内北川町の老健施設周辺が水没している情報があります。
この地区は川沿いで、よく冠水する地区ではあるのですが。

表題については下記に。

[READ MORE...]
老後も安心して暮らせる住まいの定理-1
時たまNHKの朝のドラマを見ています。
洗濯機の公開試験の様子が出ていました。
ハンドルを回して衣類を絞る場面、とても懐かしく観ていました。
シーツや大きな布の洗濯の時にはよく手伝わされました。
厚い布の部分が通過する場面では、中学生の腕力で目一杯ハンドルを回していました。
結構頑丈な機構だったんだなーと今更に感心してしまいます。

今回からしばらくは、どのような住まいの有り方がより
老後に安心を与えられるのかを考えてみたいと思います。
[READ MORE...]
年を取っても安心して暮らせる住まい
先日、表題でのセミナーを行ってきました。
延岡市内の恒富連合高齢者倶楽部という中々いかめしい名前の高齢者の団体です。
参加予定者は総勢50名くらいとのことでしたが、暑いさなかでも有りそこまでの参加者数では
ありませんでした。
しかし、参加者の男女の比率は、他の高齢者の団体と少し違っていました。

今回は、男女比率がほぼフィフティフィフティでした。
今までの経験ですと、参加者は女性が8割強で残り2割が男性役員という構成が一般的な
比率です。
一般にこうした催しは、男性群の関心が薄いのが特徴です。

自身が介護状態になった場合の希望する介護環境は、男性が自宅で妻に介護をしてもらう
というのに対し、女性は施設で専門職の介護を受けたいというアンケート結果があります。
夫は妻の介護力に期待し妻は夫の介護力には期待しないということが背景のようです。

そうした背景もあって、セミナーの際の笑い取りとして「旦那様のしつけが出来ていないと
老後に苦労するのは奥さんですよ」
事例を交えながら、リタイア後の夫に対する教育訓練がいかに大事かをお話ししています。

一体に世の亭主族は、自分は病気をしても妻が病気をすることは想定していないようです。
妻が体調を崩したとき
「おれの昼飯は自分で何とかするから心配せずにゆっくり寝なさい」
オイ、女房の昼めしは頭にないのか?

今後もこうしたセミナーの参加比率は、女性8割男性2割なんだろうと思います。


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釣 書(つりがき)

いもがらぼくと

Author:いもがらぼくと
「城山の鐘 なりいでぬ 幼なかりし・・」城下町・宮崎県延岡市の地で、疾患を持たれた高齢者の住環境整備や老後に備えたリフォームを専門とした建築会社「住環境デザイン社」を経営しています。

年齢は団塊世代の末席。
趣味は「釣り道具の手入れ?」としておきます。



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