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中高年のためのリフォーム術 2015年09月
 
中高年のためのリフォーム術
日々の、障害者や高齢者の住環境整備業務を通じて思うあれこれを綴ることで団塊の世代の応援歌としたい。
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開き戸と引き戸の長短について
以前予告してました、「開き戸と引き戸の長所・短所」から。

開き戸の欠点と引き戸の長所については、一般に認識されています。
そして開口部のバリアフリー化は、当然のように引き戸への転換と
されているようです。
つまり、開き戸の長所と引き戸の欠点については、この場面であまり論じられていないようです。

ここでは、欠点ばかり問われる開き戸と長所ばかり評価される引き戸について
考察してみます。
1.開き戸の優位点
  ・ドアの開閉に要する力が少なく、惰性で、動作以上に大きく開口出来る。
  ・密閉力が高く、プライバシーが保護しやすい。
  ・出入り口を作りたい壁に、戸の幅があれば容易に開口部を作れる。
  ・堅固な錠が設置でき、防犯性能が高い。

2.引き戸の欠点
  ・引き開けた巾しか通行幅が取れない。
  ・レール式、吊り戸式ともに、プライバシー保護能力が低い。
  ・設置壁に、引き戸の倍以上の壁面を必要とする。
  ・戸が前後する壁側には、手すり等の手掛かりが設置できない。
  ・一般に施錠がし難く、防犯性能が低い。

ここで最も留意すべき事柄は、それぞれの最初の項だと思います。
開き戸-惰性で、動作以上に大きく開口出来る。
 ↑↓
引き戸-引き開けた巾しか通行幅が取れない。

上肢の関節(指・手首・肘・肩等)に痛みを持つ方の場合、
レバー等を押し下げてラッチ(開きドアの半月状の爪)を外しさえすれば
軽い力でドアを開口する動作の方が、引き戸を引き開ける動作より
ずっと苦痛が少ないのは容易に推察できます。

総じて、引き戸の方が長所が多いとは言えますが、全ての場面において
必ずしも万能ではないということです。

平滑な床面にわざわざ段差で表示する、視覚障害者誘導用ブロックの有り様など
対処すべきバリアは個々の人によってそれぞれであるということを、場面々々で
再認識することが必要だと考えます。


スレッドタイトルと内容が一致しない事もままありますので、ホームページに2011年4月までの過去ログの検索ページを設けています。  
 リスト→ http://jukankyo.web.fc2.com/blogl-list2.htm
 当社の業務の有り様については下記記事で。
 http://jukankyou.blog49.fc2.com/blog-entry-218.html
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TOTOバリアフリーブック-2
ud研究所編の公共建築物に関わる冊子としては
従来より、「バリアフリーブック パブリックトイレ編」がつとに有名です。
私の手元にも、「2013-2014編」と今般頂いた「2014-2015編」が
あります。

公共建築物のトイレに関しては、設計士の座右の資料としてこの冊子が
あれば十分だと思います。
様々な、諸条件に応じた設計指針が明確に解説されています。
        バリアフリーブック公共

当地延岡市の新庁舎(仮供用中)にあっても、まさにこの資料があればこそ
のトイレブース設置がなされています。
公共施設のトイレのみの設計資料として、百数十ページの資料です。
ほほ完成版と考えて良いのだと思います。

しかし本日の本題は、同研究所の編まれた下記の冊子です。
「バリアフリーブック[ 住まい編 2014 ]
             バリアフリーブック1

先に紹介した冊子は「パブリックトイレ編」でした。
「住まい編」は2014としか年号が表記されていませんが、2013年版の
改訂版です。
パブリック編がトイレだけ解説しているのに対し、「住まい編」は
・トイレ
・浴室
・洗面室
・台所
・その他住環境
  について
1.アクティブシニア-自立生活 「備える住まい」
2.つえ使用、一部介助が必要  「支える」住まい
3.車いすが必要          「ケアする」住まい
の3つのステージに合わせて解説をしています。

新設公共建築物のトイレブース解説と違い、既存住宅のリモデルについての
解説であるため、多少歯切れの悪いところがあるのは仕方が無いところです。
また、トイレ室と脱衣室、浴室が一線に並んで配置され、廊下をはさんだ向かいが
8畳の和室という、まことに解説に都合の良い便宜的な間取りともなっています。

総体的に、アクティブシニアの項及び介助の項はかなり詰めた内容ですが
車いす自操者に対する対応や片マヒ者に対する対応は詰まっていない気がします。

本来、高齢虚弱の方が車いすを自操する割合より、直近まで健常であった片マヒの方が
車いす自操を希望される割合の方が高いと考えます。
それだけに資料としては、より片マヒ者の生活支援の手法の解説が望まれていると思います。

もう一点、視点として置き忘れられているのはないかと考えたのは、利用者のプライバシー保護の
解説がほぼ無いことです。
よく見られる移動の便宜提供で終わるのではなく、移動後の生活動作を完遂させるべく
細やかな配慮が多々窺えるだけに残念です。

しかしながら今後、改編への期待が大の冊子です。
住まい編2014-2015になるのか、住まい編2015になるのか分かりませんが
「パブリックトイレ編」のように完成度の高い資料となることを期待しています。

TOTOのUD研究所のURLは下記の次第です。
http://www.toto.co.jp/ud/about/laboratory/index.htm

紹介した上記二冊の資料は、TOTOのHPからの資料請求になります。
新築や改修の計画をお持ちの方は、ぜひ一読されることをお勧めします。
ご家族に身体状況の変化があったときに、その対応策に大きな予算の違いが出てきます。


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TOTOバリアフリーブック
昨今、住宅チラシで目に付くのが再生中古住宅の広告です。
築数十年の中古住宅を、解体せずに更新する手法です。

しかしこれは、ひんしゅく覚悟で言わせて頂くと、
「老人がいくら若作りしても本性は変わらない」と思います。

古来、1000年の樹齢の木を使えばその建物は1000年持つといわれます。
法隆寺には樹齢1000年を超すヒノキが使われています。
たかだか樹齢30年~40年の主要構造材をそのままに、リモデルするわけですから、
その建物の「健康寿命」はそう延命できません。

折角大きな費用を掛けてリモデルするのであれば、若作りの化粧をさせるより
建物と一緒に加齢してきた住人の、身体状況に応じた住まい造りを推奨すべきだと思います。

そうしたコストパフォーマンスの高い住まい造りが、これからのリモデルのテーマに
なっていくと思います。
しかし現状の、誰でも出来る「更新」がテーマのリモデルと異なり
住人の加齢・身体状況の変化に応じた住まい造りには相当な情報・知識が必要となります。

そのテキストとして今現在、これ以上のものは他にないと思うのが、下記の冊子です。

TOTO ud研究所 編
バリアフリーブック[ 住まい編 2014 ]
です。
全編を通してのテーマは三つ、
・「備える」住まい
・「支える」住まい
・「ケアする」住まい
詳細については次回に。


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車いすの方向転換
下図では、拡張はされているものの決して広くないトイレ室で、
右片マヒ(上肢・下肢とも)の方が車いすで方向転回しようとしています。
           トイレ室の片マヒ者
両手が不自由なく使えれば、ブルドーザーが右左のキャタピラーをそれぞれ反対に
廻して回転するように、その場で車いすを廻すことが出来ます。

しかし、この方は左の上肢と左の下肢しか使えません。
右に方向を変える時は、機能が残る左手と左足を使って転回します。

この後の展開は下記へ。
            
[READ MORE...]
水回りを考える-トイレ編こぼれ話
ここまでのスレッドの中で、
この部分はもう少し詳しく解説した方が理解して頂き易いと思いながら、
各配置での比較検討の流れが煩雑になるために省いた項目が
いくつか残っています。

各論として箇条書きにして、下記で解説します。


[READ MORE...]


釣 書(つりがき)

いもがらぼくと

Author:いもがらぼくと
「城山の鐘 なりいでぬ 幼なかりし・・」城下町・宮崎県延岡市の地で、疾患を持たれた高齢者の住環境整備や老後に備えたリフォームを専門とした建築会社「住環境デザイン社」を経営しています。

年齢は団塊世代の末席。
趣味は「釣り道具の手入れ?」としておきます。



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