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中高年のためのリフォーム術 2015年08月
 
中高年のためのリフォーム術
日々の、障害者や高齢者の住環境整備業務を通じて思うあれこれを綴ることで団塊の世代の応援歌としたい。
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水回りを考える-トイレ編まとめ3
最後にAの便器位置を考察します。
   配置5候補    Aの車いす動線

これについても問題点を考える前に、動線を若干説明しておきます。
・室内側の引き戸を開けて入室、車いす位置を扉と平行にし引き戸を閉める。
・そのまま若干後退し、便器方向に転回後アプローチする。
・再乗車後、転回しながら後退し戸を開け退出する。
 (プッシュアップによる横移動を行う場合は、前記再乗車後の位置で移乗する)

A の便器位置を考察します。
 1.健常時及び家族の利用に不便はありません。
 2.伝い歩き及び介助にも問題はありません。
 3.車いすでの入室後の引き戸動作に、やや手間が掛かる状況があります。
 4.プライバシーの保護は自立して行えます。

A~Eまでの総合評価を、下記に既述します。

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水回りを考える-トイレ編まとめ2
次にC の便器位置を考察します。
    配置5候補     Cの車いす動線 
自分で引き戸を閉めるために、E・Dに比べて動線が複雑になっています。

問題点を考える前に、動線を若干説明しておきます。
・内引きの引き戸を、車いす乗車の姿勢で引くため、引き戸に平行して少し前進しています。
 ( 入室直後の斜め位置で戸を引くと、後部の介助バーや後輪が扉に当たってしまいます)
・閉めた後、若干後進し左に転回しながら便器にアプローチ。
・退出時は何度か切り返して方向を転換しますが、退出口と便器の位置関係により、
 やや煩雑な操作になります。

C の便器位置を考察します。
 1.健常時及び家族の不自由はありません。
 2.伝い歩き及び介助時に問題が発生します。
   時計回りに壁あるいは手すりを伝う場合、便器移乗の場面で、手すりは便器の反対側の壁に
   あり手が届きません。
 3.しかし、扉の開閉を自立して行えることでプライバシーを自分で守れます。
 4.既述のEと同じく動線がやや複雑です。
   1間×1間の広さであっても、その空間に便器が座ると転回動作は
   図上で見るほど容易では無くなります。
   両手でその場で回転が出来る方と比べ、片手片足で操作される方には
   転回にかなりの切り替え動作とスペースが必要となります
 
B の便器位置を考察します。
   配置5候補       Bの車いす動線
これについても問題点を考える前に、動線を若干説明しておきます。
・入室後、斜め位置のまま内引きの引き戸を閉めます。
  (上記C では閉めた後、方向を転じるため、一旦後進する必要があります。
   その際の扉への接触を避けるため扉に平行になるよう操作しますが、
   Bでは入室後にそのまま斜めに前進するため、戸口から、より侵入した位置で
   閉める動作が行えます)
   
B の便器位置を考察します。
 1.健常時及び家族の利用に不自由はありません。
 2.扉の開閉を自立して行えることでプライバシーを自分で守れます。 
 3.しかし、伝い歩き及び介助時に問題が発生します。
   時計回りに伝う場合、便器移乗の場面で、手すりは便器の反対側の壁に
   あり手が届きません。
   (車いすで利用できる環境を作れば、伝い歩きの方には当然問題が無いと考えている向きも
    あるように感じます。
    これは、実証体験の少ない専門職の方がしばしば落ち込む陥穽のようです)

次回に、A位置の考察と周辺説明を。


スレッドタイトルと内容が一致しない事もままありますので、ホームページに2011年4月までの過去ログの検索ページを設けています。  
 リスト→ http://jukankyo.web.fc2.com/blogl-list2.htm
 当社の業務の有り様については下記記事で。
 http://jukankyou.blog49.fc2.com/blog-entry-218.html
水回りを考える-トイレ編まとめ1
先日来、「病めるときも健やかなり時も」それぞれの状況に対応出来る
トイレ室の拡大と便器配置について考察して参りましたが、最終的な
候補は次のうちからの選択になると思います。
            配置5候補
もう一度、対応すべき課題を確認します。
 1.健康時及び家族に、日常の不便を感じさせない。
 2.伝い歩き状況、立ち座り介助及び車いす自操まで対応する。
   (自操が可能であれば介助は容易なので、介助による利用には言及しない)
 3.極力、プライバシーの保護を図る。
 4.脊髄損傷の方及び下肢切断の方などの対応は、また項をあらためて
   考察します。
 5.ここでは、日常最も多く接する身体虚弱の方及び半身マヒの方を主に
   対応を考えます。

順不同になりますが、欠点の多い配置から検討していきます。
以下は下記へ。


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水回りを考える-トイレ編3
前回のスレッドで述べた、下記の表現、
「展示ハウスの配置で、便器横に車いすで前進し、便器と並列に並ぶというアプローチは、
 いよいよ移乗が困難である事は自明の事とだと思います」

図で表すと下図のようになります。
           正対位置から並列へ 
この位置では起立力やプッシュアップ能力に関わりなく、移乗は困難です。

その他のアプローチ方法については下記へ。

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水回りを考える-トイレ編2
正に我が実家がこれですというメールを頂きました。
広いトイレ室の真ん中に便器が座っている事例です。

「今のところ両親ともに健康で問題は無いが、いずれどちらかが病気をしたら
 どう対処したら良いのでしょうか」というお問い合わせでした。

取りあえずの対応策についてはお返事を差し上げたのですが、この事例と
もう一つの事例排除について説明が足りなかった点をこの際、補足しておきたいと思います。

先ずセンター配置の事例から。
      中央配置便器 なぜ、これではいけないのか?
1.左右が広くて落ち着かないということと、ペーパーホルダーの位置が
  遠いことを除けば、健常なときには問題ありません。
2.立ち座りに手掛かりが必要になったとき、必要な手すり位置(壁)が遠くなります。
3.介助が必要になったとき、立ち座りの介助は出来ても排泄中の支えは現実的ではありません。
4.車いす利用の際、便器左右のスペースが中途半端で転回利用できません。
  要するに、少し不自由な場面から車いす利用場面までを通して、対処できないということです。

もう一つの事例。
    モデルハウス便器位置 これについては、車いす~便座間のアプローチ&移乗についての説明が必要です。

続きは、下記に記述。

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水回りを考える-トイレ編
前回のスレッドで、下記のようにレベル分けを行いました。
1.福祉住環境コーディネーターのテキストを読み込み、かろうじて検定に合格したレベル。

2.課題を与えられれば対処する。しかし自ら課題抽出はまだ出来ない。

3.至る所に手すりを設置し、ひたすら段差の解消を提案する。無我夢中。

4.定型の対処でなく、個別の状況に合わせて対処方法を考えられる。

トイレ編で具体的に考察してみます。
下図は、幅奥行きともに1間(柱芯~芯で191cm~200cm)の広いトイレ室を、将来を見越して
要望されたときの空間モデルです。
          全方位便器 廊下からトイレ室に入ると広い空間が用意されています。
広い空間です。
便器の設置位置はあなたの意のままに。
但し、「病むときも健やかなるときも・・」ということで、健常なときも不便を感じず体調が悪いときも
ひとりで利用でき、介助もし易く尚且つ車いすでの利用も視野にというご要望です。

同じ水回りでも、食事は調理できなくとも代案は容易です。
入浴も、シャワーもしくは清拭(身体を拭き上げる)で対応出来ます。
しかし排泄だけは、なしで済ますわけにはいきませんし、対処の有り様は
尊厳に大きく関わります。
安易な代替案を採用すべきではありません。  

さて、あなたならこの空間にどの様な提案をして頂けますか。
扉の有り様も大事な要素ですが、レベルとしてはやや高くなりますので、まずは便器の配置から。

続きは下記へ。

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水回りを考える
実は、前回までのスレッド(展示ハウス-続々)の続きです。

その前に。
このブログを訪れて頂く方々の、検索ワードの1位は相変わらず、「スロープ」です。
ブログの中をあちこち「スロープスレッド」を探して頂くより、
(ホームページに2011年4月までの過去ログの検索ページを設けています。  
 リスト→ http://jukankyo.web.fc2.com/blogl-list2.htm )
上記URLで過去ログのページに行って頂き、「段差の解消」項目で見て頂いた方が
間違いなく時間の節約になります。

さて、スレッド表題の中身について考察します。
住まいの水回りは、台所・浴室・洗面室・トイレという事になります。
我が家にはユーティリティー(家事室)があるという方も居られるかも知れませんが、
この際は、上記四つについて。

昨今は、主婦が仕切屋又は諸々奉行であるご家庭が多いせいか、キッチンが
センターを取る間取りが多いように感じます。
ここの按配が売りの一つでしょうから、雰囲気良く上手に仕上がっています。

その他の水回りはどうでしょうか。
残念ながら、どのメーカーさんの建物も合格点を差し上げられるモデルがありませんでした。

ケガや病気などで動作が不自由な時でも、安心して暮らせる環境をプランするには
それなりの知識経験が必要です。

レベル分けをしてみると
1.福祉住環境コーディネーターのテキストを読み込み、かろうじて検定に合格したレベル。
 ゴルフに喩えれば、
 「ルールブックや先輩の話から、ゴルフとはなんぞやを学ぶ」
2.課題を与えられれば対処する。しかし自ら課題抽出はまだ出来ない。
 同ゴルフ・・
 「練習場で、自動的にティーに乗っかるボールをひたすら打つ」
3.至る所に手すりを設置し、ひたすら段差の解消を提案する。無我夢中。
 同ゴルフ・・
 「初ラウンド、先輩諸氏の手痛い歓迎(にぎり)と疲労困憊」
4.定型の対処でなく、個別の状況に合わせて対処方法を考えられる。
  しかし、ここからが奥が深い。
 同ゴルフ・・
 「ついに100を切る、これからがゴルフ人生。アベレージゴルファーとなるか
  シングルプレイヤーとなるか」

続きは次回に。


スレッドタイトルと内容が一致しない事もままありますので、ホームページに2011年4月までの過去ログの検索ページを設けています。  
 リスト→ http://jukankyo.web.fc2.com/blogl-list2.htm
 当社の業務の有り様については下記記事で。
 http://jukankyou.blog49.fc2.com/blog-entry-218.html
展示ハウス-続々
今時のキューブタイプ(サイコロ)の箱に意匠優先の小窓の付いた住宅は、
夏・冬の暖気冷気のロスこそ少なく出来るでしょうが、自然の換気で暮らせる
春や秋はどうなんでしょう。

小窓やFIX(ハメ殺し)窓では空気の流れも生み出せません。
結局、年間通して換気装置のお世話になるしかありません。
そうした暮らし方は、四季のある日本の住まいとしてどうなんでしょうか。

徒然草に曰く、
(家の作りやうは、夏をむねとすべし。冬は、いかなる所にも住まる。
 暑き比(頃)わろき住居は、堪へ難き事なり)

また、住まいのもう一つの決めつけた姿が、
(取りあえず想定しているのは、健常なご家族の住まい)

徒然草風に言えば、
(家の作りやうは、不自由をむねとすべし。健常なれば、いかなる所にも住まる。
 患いたる時わろき住居は、堪へ難き事なり)


展示ハウスの間取りを見ながら、ここで家族のひとりが事故で当分松葉杖が必要になった、
あるいは高齢の父母がしばらく寄宿することとなった。
さてこの展示ハウスはこうした状況に、どこまで対応出来るでしょうか。
そんなことを考えながら、チラシを見ています。

先日の折り込みに「売り建て住宅」のチラシがありました。
売り建ては、「建売住宅」が対象の敷地に現に建物を建てて一括販売するのに
対して、対象の敷地にこの間取りの建物を建てて一括いくらですという販売方法です。
買い手からすれば間取りの変更も行え、売り手は土地資金だけで顧客を待てる
メリットがあります。

さてそのモデルプランですが、なぜか大半のプランには1階に居室がありません。
広い、リビングとキッチンに収納部が多数。
どのプランも似たようなものでした。

ここには、身体に不自由がある方や高齢の父母は勘定に入っていないようです。
家族は皆常に健康で、寝室は全て2階でOKな方々のお住まいです。

おそらくこの業者さんは、若いカップルを顧客対象とした販売を考えておられるのでしょう。
高齢になって住みづらくなれば買い換えを行って頂ければ良い。
そういうお考えもありだと思います。

「しかし、若い妻が妊娠した」
毎日二階の寝室へ、階段を上がり下りしなければ休息する部屋がありません。
「主人がスポーツでねんざをした」
当分、1階居間のソファーで寝起きしなければなりません。
「父親を介護していた母が入院した」
兄弟が他にいれば、1階に居室がないことを理由に父親の介護を断れますが・・。
「子供が熱を出した」
 ・・・。

残暑厳しき折なれば、続きは後日に。


スレッドタイトルと内容が一致しない事もままありますので、ホームページに2011年4月までの過去ログの検索ページを設けています。  
 リスト→ http://jukankyo.web.fc2.com/blogl-list2.htm
 当社の業務の有り様については下記記事で。
 http://jukankyou.blog49.fc2.com/blog-entry-218.html
展示ハウス-続
見せて頂いた展示ハウスは、見事にそろって、ガルバリウム板金の片屋根。
そして小さな複層ガラスサッシ窓群。

片屋根はソーラーシステムを乗せるためだし、小さな窓は暖冷房エネルギーロス防止のため。
結果として、どのメーカーも箱形の入れ物に小さなFIX窓が体裁良く並んでいる。

霧よけ(ひさし)がないため、風のない小雨模様でも窓を開けることが出来ません。
結局、高度断熱・高気密の箱の中で生活することとなります。

季節毎の環境と調和して生活するという本来の伝統的エコ生活が、いつの間にか、
エネルギー源こそ太陽光であるものの、機器に頼ったアクティブなシステムの中で
扶育されています。

モデルの中には、玄関と勝手口以外に出入り口がないモデルハウスもあります。
掃き出しのサッシ窓が寝室にもありません。
このお宅、災害時はどうやって屋外に脱出するのでしょう。

以前の家造りは、もっとファジーで開放的でした。
変わってきたのは、エコな生活(エコライフ)が言われ始めからのような気がします。
原子力や火力発電に変わるクリーンな電気エネルギーとして、ソーラーシステムが
脚光を浴びました。

生活に必要なエネルギーの一部を、太陽光発電で補おうという元々の姿勢が
いつの間にか主客転倒してソーラー発電をメインとした家造りに転換していった。

外気温に影響されず又、より多くのエネルギーを生み出すために最も効率の良い
形状が、ただいまのサイコロ状の閉鎖的な家造りにつながって行きました。

屋根形状が、システムを乗せるための台となっては外観の意匠は限定的になります。
勢い、内部のデザインで他社との違いを表すしかありません。

しかしそこで登場するのが、フランチャイズで定型化された「個性的デザイン」です。
いわゆる写真写りの良い意匠です。
そこには住む家族の生活をデザインせずに、機能優先の設備展示空間しかありません。

どのメーカーさんも、日本の風土に合わせた家造りの伝統的な決まりを、意識の外に
置いているような気がします。

具体的な内容については、次回以降に。


スレッドタイトルと内容が一致しない事もままありますので、ホームページに2011年4月までの過去ログの検索ページを設けています。  
 リスト→ http://jukankyo.web.fc2.com/blogl-list2.htm
 当社の業務の有り様については下記記事で。
 http://jukankyou.blog49.fc2.com/blog-entry-218.html
展示ハウス
先月から、何カ所か住宅展示場にお邪魔しました。
もちろん顧客ではないので、名刺をお渡しし、許可を得た上での見学です。

どの展示メーカーさんも、デザインに意匠を凝らして楽しませてくれます。
古色を感じさせる土間があったり、大胆なデザインの床の間だったりします。
ワクワクしながら見せて頂きます。

しかしこれが、キッチン以外の水回りになるとがっかりさせてくれます。
中途半端に広いトイレ室の空間に、何の根拠もない位置に置かれた、
最新機能の便器。
そこそこ広く見えても、洗濯機が鎮座ましましたら空間が変わるだろう脱衣室。
窓の位置を優先し、動線を無視して配置された洗い場と浴槽。

プロの建築屋さんの仕事現場だからこそ、厳しく判断させて頂きます。
デザインや意匠は、さすが専門集団と思わせるのに、この水回りに関しては
全く残念なレベルだと思います。

もちろん見ただけの印象で判断しているわけではありません。
お付き添い頂いた設計担当の方や、営業担当者さんからの
聞き取りの結果です。

なぜ、こうなっているのでしょう。
次回以降、少しずつ解析していこうと思います。


スレッドタイトルと内容が一致しない事もままありますので、ホームページに2011年4月までの過去ログの検索ページを設けています。  
 リスト→ http://jukankyo.web.fc2.com/blogl-list2.htm
 当社の業務の有り様については下記記事で。
 http://jukankyou.blog49.fc2.com/blog-entry-218.html


釣 書(つりがき)

いもがらぼくと

Author:いもがらぼくと
「城山の鐘 なりいでぬ 幼なかりし・・」城下町・宮崎県延岡市の地で、疾患を持たれた高齢者の住環境整備や老後に備えたリフォームを専門とした建築会社「住環境デザイン社」を経営しています。

年齢は団塊世代の末席。
趣味は「釣り道具の手入れ?」としておきます。



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