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中高年のためのリフォーム術 2012年04月
 
中高年のためのリフォーム術
日々の、障害者や高齢者の住環境整備業務を通じて思うあれこれを綴ることで団塊の世代の応援歌としたい。
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TOTO バリアフリーブック 続
今朝も昨日に続いて、TOTOさんのカタログのお話です。
今日で3回、くだんのカタログに目を通しました。
読めば読むほど良くできた資料だと思います。

表紙近くにこうありました。
「一人でも多くの人が使いやすい」ものづくりのために、TOTOは専門のUD研究所を
 設立しました。
なるほど、このカタログはこのUD研究所の研究成果のようです。

通読3回目ともなると少し欲も出てきます。
単元に、「行動フローと主な配慮ポイント」というものがあります。
その中にトイレ内の、杖を使用されている高齢者及び片マヒ者の項があります。
いずれも分かり易い絵と文章で説明されています。
残念なのはその杖の扱いです。
肘置き棚の付いたペーパーホルダーの板に立て掛ける保持方法と手すりの張り出し
部分に立て掛ける保持方法が説明されています。

残念なことに現状、携帯型の軽金属製折り畳み杖が一般的です。
通しの1本杖に比べて当然に重くて且つバランスが悪いものです。
しかも大部分がL字型形状の持ち手です。
従って、持ち手をちょんとどこかに立て掛けておくというのがし難いのです。

特に片マヒの方が床面に杖を落とした場合。
何とか届きそうな範囲に杖が転がっている。
手すりを頼りに身体を倒していく。
目の前に杖があるけど拾うべき健常な手は手すりを掴んでいて離せない。
やはりここは、ステッキホルダーなどの設置を推奨して欲しかったと思います。

もう一つ。
参考資料のページに[移動補助具について] 車いすの種類と必要スペース
のページがあります。
・自走用/コンパクトタイプ
・自走用/標準型
・電動 自走用/標準型
の3種の車いすの、回転に必要なスペースを解説しています。
それぞれ
・90度回転に必要なスペース
・180度回転に必要なスペース
・360度回転に必要なスペースが表示されています。
「当社算出値」となっていますので、どちらからか引用したものではないようです。

記載されている回転に要する数値については省きますが、その算出するための
基点が「左右の後輪を結ぶ軸の中間点を中心として回転させた場合の必要スペースを
ご紹介します」
となっています。
あまり意味がないような。

たしかに戦車やブルドーザーがその場回転をする際に、左右のキャタピラーを
それぞれ逆に回して回転しています。
しかし人が車いすに乗車して、軸の中間を中心として左右均等に車輪を逆回転させる事が
出来るでしょうか。
やはり、その数値にはあまり意味がないような。

それより、
・車いすで台所や居室に入室して再び出る場合に、方向転換に実際に必要とするスペースは?
・マヒ等で、片手片足を使っての操作の場合、方向転換に実際に必要とするスペースは?
また、
・両手で車輪を操作する場合、曲がる先の通路の巾は?
 (・・cm巾の通路から90度曲がるには、曲がる先の通路巾は・・cm必要)
・同じく片手操作の場合は?
・マヒの側によって健側、患側の曲がりの必要通路巾は異なるか?
 (行き戻りを考えて、より大きく必要な通路巾が基準となるか)
・介助による回転の場合の必要スペースは?
 (介助者の立位スペースを考慮すると・・)
などなど実証に則した解説を、その他のページと同じエネルギーで構築して欲しかった。

なにせトイレゾーンでの車いす操作の説明で、ドア開閉操作時の車いすの動きにまで
言及しているこのようなカタログには、かってお目に掛かったことが無い。
それだけに期待してしまいます。

特に、ストーマ装着の方のための排泄処理に関わるプラン解説は、ほぼ完璧だと思います。
不特定多数が利用する施設の設計に携わる設計士さんには、必携の資料だと思います。
また当然、福祉住環境の整備に関わる方にも。


スレッドタイトルと内容が一致しない事もままありますので、ホームページに2011年4月までの過去ログの検索ページを設けています。  
 リスト→ http://jukankyo.web.fc2.com/blogl-list2.htm
 当社の業務の有り様については下記記事で。
 http://jukankyou.blog49.fc2.com/blog-entry-218.html
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TOTO バリアフリーブック
地区の防災庫の整備作業がありました。
消火用の動力ポンプほか様々な器材が保管されています。
今回は、器材の状態確認と員数の確認が主たる作業でした。

昔ながらの定番、防火バケツも20個ほど準備されています。
それと、これは救出用でしょうか。
バールとスコップ、大ハンマーと掛矢(かけや)も並んでいます。
地区の人達の年齢構成からして、災害時にこれらを使う事が出来るのか?
私は、あまり自信はありません。

表題については下記へ。


[READ MORE...]
住環境-地勢考察
早朝から雨です。穀雨と云うのだそうです。
雑草が茂ったままですと落ち着かない気分になるのでしょうが、
一通り草むしりが終わっていますので、雨が葉を揺らすのを落ち着いた気分で見ています。

ご近所の高齢者が車の免許証を返納されました。
車両事故が二回ほど続き、それが切っ掛けになったようです。

この地区は坂道の昇降が必然の地形です。
市道から百メートル(のべ長さ)ほど登った、峠と呼ばれる地点から下って入る団地とさらに登る団地で
構成されています。
この方は移動手段の喪失により、勢い、歩行による移動となりました。
坂道全長では百数十メートルくらいだと思います。
自然、歩行の運動量は増えましたが、一方で週2~3回車で通っていた温水プールからは
遠ざかりました。
今では月に何回かタクシーで行かれています。

この方のお宅は、高台の方の団地に所在します。
海が望め、見晴らしの良い敷地です。
しかし坂道昇降の手段が歩行のみとなってしまった現在、外出の機会はごく限られて
きているようです。
外でお会いすることはほとんど無くなりました。
お家の中で過ごされる時間が多くなった様です。

こうしてみると、高齢者の住まいの地勢的環境はその方の老後の生活において
大きな因子であると言えそうです。
車という移動手段が自由になる期間は、その内燃機関が制御出来る環境であれば
どのような地勢であっても生活することが出来ます。
しかしその手段が手を離れた瞬間に、生活はその方の生物的身体能力に大きく依拠されることになります。

しばらくは、高齢者の住まいと地勢的環境について考えてみたいと思います。


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認知症に於ける住まいの工夫
道に散乱していた桜の白い花びらもどこかに行ってしまって、青々とした新芽が
目に飛び込んでくる季節になりました。
先日、今年一回目の草取りを行いました。
愛でる草々と間引く草、人間の身勝手さです。
人や昆虫に媚びを売らずに繁殖していく草々の方がたくましく感じます。

市の高齢福祉課窓口にお預けしているパンフレット、「認知症に於ける住まいの工夫」
が数少なくなっていましたので作成して補給してきました。
   認知症に於ける住まいの工夫 表紙 A4版横折り<表紙・裏表紙>

   認知症における住まいの工夫 トイレ 同<抜粋 トイレ編> 


窓口カウンターの通路向かいには官製?パンフレット用の掲示棚があります。
とても沢山のパンフが詰められています。
これらを見るたびに、こうしたパンフに共通するひとつの傾向を感じます。
市民が知りたい肝心なことが説明されていないことです。

「由(よ)らしむべし知らしむべからず」
・この部分は誤解を招きやすいのでパンフに表記せず窓口で説明を。
・各論の部分は事例が集まってから判断すると云うことで。
・表現の方法はあまり具体的な表現をしない方向で。
それやこれやであちらを削りこちらを削り、曖昧な解説に終始したパンフが完成していく。
勢いそこに残るのは、
その制度や政策の出現する根拠とできあがった施策への
自画自賛。
(こうした要望や状況に基づいて・・検討を重ね・・出来上がった制度・・
 ・・のような効果が期待されます)
 
市民が知りたいのは政策や制度の大観ではありません。
私にとってどうなのか、家族にどう具体的に対応出来るのかということです。

以前、新配属の新人公務員に話したことがあります。
「役所には民間とは比較にならない膨大な情報が集まります。それが
 行政の強みです。
 従って役所の各職掌に沢山の引き出しがあります。それを随時に引き出して
 市民サービスを行ってください。
 但し忘れないで欲しいのは、引き出しにはいる情報が多すぎるために
 役所引き出しの寸法にその情報を納めるため、しばしば情報の寸法を
 裁断することが起こります。」
「もちろん本当に引き出しがあるわけではありません。概念の話です。
 そうした役所的な概念に囚われないように、何らかの民間団体活動に出来るだけ
 参加するように努力してください。」
そんなお話をさせて頂きました。

横着さを露とも感じなくなるのは、年の功のなせるわざなのでしょうか。


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釣 書(つりがき)

いもがらぼくと

Author:いもがらぼくと
「城山の鐘 なりいでぬ 幼なかりし・・」城下町・宮崎県延岡市の地で、疾患を持たれた高齢者の住環境整備や老後に備えたリフォームを専門とした建築会社「住環境デザイン社」を経営しています。

年齢は団塊世代の末席。
趣味は「釣り道具の手入れ?」としておきます。



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