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中高年のためのリフォーム術 2011年01月
 
中高年のためのリフォーム術
日々の、障害者や高齢者の住環境整備業務を通じて思うあれこれを綴ることで団塊の世代の応援歌としたい。
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「加齢対応」リフォームへのご質問 3
東国原氏が宮崎の知事に就任してからこっち、
宮崎県を全国区にする出来事が続いています。

1.就任直後の鳥インフルエンザの県内での発生。
2.その後のメディアへの露出度ナンバーワンの知事の動向。
3.任期末の口蹄疫の発生。
4.後継知事就任と同時の鳥インフルエンザの再発生。
5.そして今回、鹿児島との県境にある新燃岳の噴火と続いています。
いつになったら、宮崎県民は静かな生活を取り戻せるのでしょうか。


・清掃が容易なゆか、壁の仕上げ材。については下記のようにお答えさせて頂きました。
タイルを床・壁に貼っているお宅で、実際に水を流して掃除をされているお宅は
ほとんどありません。
それは、水を流す必要があるほどには汚れないこと。
濡らしたら短い時間では乾かず、次の使用に差し障りがあること。
が根拠のようです。

それではトイレ室の改修に当たっては、床・壁の材料に
それほど神経を使わなくても良いのでしょうか?

・Aさんちの場合。
廊下から引き戸を開けるとそのまま続く段差のないフローリング床、
壁には明るくおしゃれな柄のビニールクロス。
(工事直後はともかく、年数と共に床のフローリングが点々と変色してきます。
便器を囲むマットも効果は限定的のようです。
壁の下方にもシミが出てきています。奥様がご主人に口やかましくおっしゃいます。
「外に散らさないで、座ってしてください。」ご主人、「男たるもの・・ブツブツ」)

・Bさんちの場合。
ご主人が脳血管障害で入院中に和式便器を洋便器に取替。
トイレ室床は廊下と段差のないCFシート貼り、壁はクロス貼り。
(退院されたご主人は認知症も発症していました。
新設した洗浄便座のリモコン操作が良く分かりません。
排出されない便に驚いたご主人はどこかに隠そうとします。
異変に気付いた奥様はトイレのドアを開けて唖然としました。
懸命な清掃も巾木裏までは届かず臭いを絶つことが出来ません。)

CFシート
ビニール系のシート床材です。着色された塩ビシートの中間層に発泡層があり
クッション性があります。CFはクッションフロアーの略称です。
巾木
Bさんちの場合、床のCFシートと壁のクロスの突き当たる箇所に壁に添って貼られた
巾6cm位の塩ビ性の薄いシートを言います。

加齢に対応したトイレ室の改修では、ゆか・壁ともに仕上げ材料はCFシートを
推奨しています。
壁は、下地材料として厚さ12mm以上の合板を張り、その上にCFシートを張り上げます。
張り上げると言っても天井までという意味ではありません。
通常、床から120cm~150cm程度になります。
床のシートとの突き当て箇所には同質材料ですので巾木は必要ありません。
コーキングで処理されます。

清掃が容易なことはもちろんですが、巾木がないためBさんのケースでも事後の
処理負担が軽減できます。
また壁下地に合板を用いることで、先行き必要になるかもしれない
手すり始め各設備の設置が容易になります。

ご質問者への回答のご紹介はここまでに。


スレッドタイトルと内容が一致しない事もままありますので、ホームページに2011年4月までの過去ログの検索ページを設けています。  
 リスト→ http://jukankyo.web.fc2.com/blogl-list2.htm
 当社の業務の有り様については下記記事で。
 http://jukankyou.blog49.fc2.com/blog-entry-218.html
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「加齢対応」リフォームへのご質問 2
「梅にウグイス」と言いますが、わが家の梅の木にはメジロが集団でやってきます。
集団と言っても5~6羽なのですが、梅の枝をあちらに渡りこちらに渡り
そのたびに白い花を咲かせた梅の枝が揺れ、なかなか賑やかな情景です。
この寒さも、もう少し、もう少しです。

ご質問頂いた中で
・どの状況のとき自走式、介助式のどちらの車いすを推挙すべきか。
 と
・清掃が容易なゆか、壁の仕上げ材。
 についてご返答した内容の粗々を書いてみます。


どの状況のとき自走式、介助式のどちらの車いすを推挙すべきか。
<自走式は、ハンドリムという車輪にタイヤ径よりやや小さな輪が付いており
自分で輪を回して移動出来る車いすです。屋外での介助による移動でもおおむね
この車いすが使われています。>
<介助式はハンドリムが無く、移動は後方からの介助で行われます。
自走式に比べハンドリムが無い分、10cm前後製品幅が狭くなります。
後輪は自走式よりかなり径が小さくなります。

屋外移動については自走式、介助式のどちらでも構わないと思いますが
利便性は自走式の方が大きいかと思います。

さて、屋内移動の場合。

(身体状況)
・身体的要因あるいは加齢による意力減退で、ハンドリム操作が困難な方の場合は
介助型の車いすが当然にお薦めです。
屋内移動で、大きな通過巾を必要とする自走式車いすを採用するメリットは
この方の場合ほとんど見つけられません。
(今回は電動車いすについては想定外としています。)

・両碗又は片手片足で移動が出来る方の場合に、下線引きの<状況>による判断が必要です。
新築又は大規模な改築で充分な通路巾や開口部が予定される場合は、
自走式車いすの推奨も構わないと思います。

しかし、
自走式の車いすには充分とは言えないかぎりぎりの通行巾しか確保できない家屋の場合、
ハンドリムの操作が行える方の場合であっても自走式車いすを導入するには
様々な問題が当然予想されます。
例えば
一つには、通過中にハンドリムと壁の間に指や手を挟み込む事での受傷。
二つには、車いすの突起部による壁や開口部の損壊。
三つには、円滑な移動が出来ない事によるストレス。

結局、最低限の移動可能範囲(居室、トイレ、外出路)での生活に終始する可能性が
大です。

こうした家屋における対応は、通常は移動可能範囲を広げる建築的対応になりますが
もう一つ検討して欲しい対応策は導入する車いすの変更です。

(車いすでの自走というとイメージ的にはハンドリムを回転させての移動を
想像しますが、狭い屋内での移動ではハンドリムを操作するより家具や
壁面の様々な手掛かりを利用しての移動の方がより現実的です。
事務所内で事務椅子に座ったまま移動するイメージです。)

自走用車いすより10cm前後巾の小さな介助用車いすは、通路上の段差さえ解消されていれば
自走式とは比較にならないほど小回りも利きストレス無くスムーズに移動できます。

手掛かりのない空間を移動する場合、片手片足で移動される方は片足で
両碗を使われる方は直接タイヤを握って回転させて移動する事になります。
この場合に派生する問題は、
一つには、片足で移動が出来るのか。
 (片麻痺の方を想定して受講生を介助式の車いすに乗車させると、何も言わなくても
  片足で漕いで移動を始めています。)
二つには、トイレの床も走行するタイヤを直接握る事への抵抗感。
 (現実にはその方法による移動はごく限られた距離だと思います。またその箇所への
  手ふきの準備など対応はいくらでも)
場所によっては移動用の手掛かりの工夫も考えられます。
この場合何より、大きな工事を要せず車いすでの生活範囲が広くなる事がメリットです。

ご質問を頂いた方には
対象者の様々な状況を勘案した上で福祉用具に詳しい方と連携して
自走式、あるいは介助式の車いすの推奨をして頂ければとお伝えしました。

答弁漏れは次回に。(国会中継に便乗。)


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「加齢対応」リフォームへのご質問
改めて「団塊の世代」という語を調べてみました。
このフレーズは堺屋太一さんが最初に表現されたとされています。

それまで戦争体験からくる戦中派・戦後派の区別や生年の年号で
明治・大正・昭和生まれに区別する考えはありましたが
戦後の復員者の増大による出産増を捉えて一つの現象とし、その成年後の塊に
一括りの名称を付けた堺屋さんの卓見は素晴らしいと思います。
狭義の捉え方では1946年~1949年生までとされています。

「団塊の世代」という括りをされることで、その年代が何らかの個性や
共通体験を持つ特殊な集団として捉えられ、経済指標の単位としても
用いられる状況になりました。

言葉というのは本当に不思議なものです。
堺屋さんがこの概念を団塊の世代という言葉に凝縮しなかったら
その世代も先の戦中戦後派等の分類に埋没していたかも知れません。
もしそうであったなら、今ある様々なビジネスのかなりの部分が
誕生しなかったかも知れません。

団塊の世代を別の表現で、「アクティブシニア」とも言うようです。
短い期間に一気に膨張している世代は、文化や経済面でも思うと思わざるに関わらず
大きな圧力です。
現実的な圧力?も体感しました。
小学校や中学校のそれまでの狭い教室に数十人詰め込まれました。
一番後ろの机では、しばしば立ち上がるのも苦労でした。

クルマを始め、今衰退しつつある各事業は団塊の世代と歩みを同じくして
成長してきた事業種が多いそうです。
団塊の世代の一線からの退場と期を同じくするのも当然なのかも知れません。
いわば負の圧力と言うべきでしょうか。

そうした中、一線を退こうとしている方々にこれから必要なサービスの一つが
加齢に対応した居宅リフォームではないかと考えています。

現役時代、大きな生産力・消費力で日本の成長に寄与してきた世代がそろって
引退をします。
年数の経過と共に生活継続に何らかの支援を必要とする方々が出てきます。
それも今までの要支援者の増加率とは一線を画す量で現れます。
支援者も施設も従来の運用ではとても対応できません。

団塊の世代に比べ、今からを担う現役世代は圧倒的に少数なのです。
だからといって、また小学校の教室と同じ対応は出来ません。
「アクティブシニア」はある意味、「口やかましい世代」の意かも知れません。

現実的対応として、現在居住している居宅で支援を必要とせずあるいは最小の支援で
安全に生活を継続していく事が間違いなく必要になると思っています。

-----
リタイヤされた方や御家族からのご質問も右サイドのメールフォームでしばしばお受けするようになりました。
プランのご相談など具体的なご質問の場合は、写真や間取り図を添付される方もいらっしゃいますが、容量が大きすぎる場合は受信エラーになったり受信に相当な時間が掛かっています。
縮小してお送り頂ければと思います。
ご質問内容をブログで取り上げる場合は、事前に許可を確認させて頂きます。
----

下記のご質問を頂き、ご質問者にはすでに回答させて頂きました。
本スレッドでは、その一部だけご説明する予定でしたが前振りが長くなりすぎました。
次回に。

「質問。(ご家族が車いす利用とのこと)
・どの状況のとき自走式、介助式のどちらの車いすを推挙すべきか。
・車いす利用者にとっての手すりの働きと取付位置。
・壁下地の望ましい作り方。
・清掃が容易なゆか、壁の仕上げ材。
・引き戸を壁外に作るか室内側に作るか、車いす利用状況による違い。
とありますが、それぞれについて説明頂きたい。」
というご希望でした。


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加齢対応リフォーム 締め
それやこれや、バリアフリーリフォームと加齢対応リフォームの
考え方と結果の違いを高齢者倶楽部の方々に粗々とご説明しました。

もっとお若い方や専門職の方々への講座の場合は、
ここから
・どの状況のとき自走式、介助式のどちらの車いすを推挙すべきか。
・車いす利用者にとっての手すりの働きと取付位置。
・壁下地の望ましい作り方。
・清掃が容易なゆか、壁の仕上げ材。
・引き戸を壁外に作るか室内側に作るか、車いす利用状況による違い。
などと展開していきますが、この場ではここまで。
これ以上舟を漕ぐ船頭さんを増やす必要もありません。

講座の趣旨は、概略すれば
「バリアフリーの考え方では先行き同じような規模の再改修が
必要になるかも知れないが、加齢対応の工事であればそのまま意識せずに
生活を継続してゆくかあるいは行っても軽微な工事で対応できる事が期待できます。」
という事です。

講座修了後、倶楽部の会長さんがしみじみ言われました。
「もちっと早う聞いちょきゃよかった。遅しかったわ。」(もっと早く聞けば良かった。遅すぎた。)
そうした声が多かったとのことでした。
冷静に会場内を見回すとすでに単身生活を送られている方や、自宅と施設で別居されている
方々が多いようにも見受けられます。
確かに、倶楽部の皆さんには少し遅すぎた話題だったのかも知れません。

昨日、息子さんの件でお伺いしたお宅でも、「じいちゃんが悪かったときここを改造しよかと
思ったちゃけど、そん時もう80過ぎちょったかい、せんかったつよね
(下線=80才過ぎていたのでしなかったんです。)
というお話を奥様から聞きました。

改修をする元気というか意欲は加齢と共に減少する様です。

壮年時、何か不自由を感じるようになってから改造すれば良いと考えていた方も
実際にその必要が出てきたときにはすでに体力気力が減少してしまって
・もうあと何年も寿命がないし。
・前回の改修から何年も経っていないから。
・今の家で暮らせなくなったら施設でも探せば。
そうしたあれこれで不自由なままの生活を続ける方も多いように思います。

そして不自由な生活を強いる環境は、自立を妨げ介護負担を加重にする事にもつながっていきます。
結局は、慣れ親しんだ自宅での生活継続をあきらめることになります。

そうした意味から、今回の倶楽部構成メンバーのお年からするともう少し早く
聞いておく内容だったという感想を持たれても仕方ないかと思います。
今更言われてもと、すでに行ってしまった工事内容を責めるような流れに
なってしまった事ははなはだ申し訳ないことでした。

知人から「加齢対応」という用語から受けるイメージは「高齢者の方々に」または
「老後生活に入られた方に」というように聞こえると言われました。

「加齢対応」リフォームが老後を見据えて今のうちに必要な改修を行っておきましょう
と言うことであれば、シニアライフとかシルバーサポート対応のリフォームとした方が
「団塊の世代の方々こそが対象ですよ!」というメッセージがまだしも伝わるのではないか
とアドバイスを受けました。

私自身は「加齢対応」には、対応の準備をというニュアンスが含まれているという
事を汲み取って頂けるのではないかと思っていましたが、相変わらず思い込みのようです。

「加齢対応」に変わるフレーズを考えなければ。


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加齢対応リフォーム 4
今朝、朝日を浴びながら車を転がしていました。
転がしていたというのは、アクセルを踏まずにエンジンブレーキで
坂道を降りている状態でしたので。
少しフロントウインドウが汚れているような気がします。
ウオッシャー液を出しながらワイパーを動かしました。

詰まりもなくウオッシャー液はフロントウインドウに勢いよく当たります。
ワイパーも順調にガサガサと音を立てています?
一瞬で前方が見えなくなりました。
ワイパーで広げられた瞬間、ウオッシャー液が凍ってしまったのでした。

あわててブレーキを踏みました。
窓の下方に僅かに残る隙間を覗きながらそろそろと路肩に停車。
エンジンを作動させて未だそれほど経っていません。
ウインドウを暖めるほどの暖気は未だ吹き出しません。

しばらく暖機運転したあともう良かろうとウオッシャー液を再噴射。
しかしそれはシャーベット状の薄い膜をつるつるの氷の膜に成長させただけでした。
急がねばならないときに間々こうしたことが起こります。
路肩を離れることが出来たのはそれから十数分も経ってからでした。

前回の続きは下記へ。

[READ MORE...]
加齢対応リフォーム 3
裏に野生の漆の木があります。ヤマウルシというのだそうです。
葉はもう全て落葉して、枝ばかり伸びています。
枝の先には漆の実があります。いわゆる櫨(ハゼ)の実です。

藤沢周平著「漆の実のみのる国」
(宮崎県高鍋藩の秋月家から上杉家へ養子に入った上杉鷹山の生涯を描いた作品)
では、鷹山が藩地米沢を想うとき「櫨の実がカラカラと音を立てている頃か」というような
記述があったと思いますが、実際にはそんな音を聞いたことはありません。

今朝ほどその枝に、ヒヨドリとメジロが止まって仲良く櫨の実をついばんでいました。
言うまでもなく櫨の実は蝋燭の原料ですから、鳥とはいえ餌になるとは思っていませんでした。
漆の木には雄雌があって、雄の木には実がならず雄木の皮を傷つけて出る樹液を生成して
漆塗りの原料にするそうです。

漆の実の写真です。
漆の実すでに春霞で、煙ったように写っています。
嘘です。
寒さのあまり、年末この場所の硝子掃除をしていませんでした。
鈴を連ねたように黄金色に固まってぶら下がっているのが櫨の実です。
直径1cm弱位でしょうか。

冒頭が長くなりましたので前回の続きは下記へ。




[READ MORE...]
加齢対応リフォーム 2
梅の花が完璧に開きました。二輪だけ。
朝日を受けて真っ白に光っています。
まぶしさに目を細めながら、人も生まれたときはきっとこうなんだろうと思ながら
見つめていました。

先月、市内の老人クラブでの出前講座で表題の講演を1時間ほど行いました。
講座に先だっての打ち合わせの際に、会の代表の方から「バリアフリーのお話
ですか?」と尋ねられました。
それとは少し違うお話です。
と、簡単にご説明したのですが不得要領なご様子でした。

当日の講座の内容を簡単に表現すると、
「バリアフリーの工事と加齢対応の工事の違い」
という事になります。

今回の講座はプロジェクターが使えましたので、図を使ってお話しさせて頂きました。
この図のトイレ室を改修します。

     バリアフリーと加齢対応1数字を入れ忘れていますが、トイレの床は廊下より5cm低くなっています。
見たとおり和式の兼用便器です。
開き戸の開口巾は60cmです。

バリアフリーの考え方で改修を行います。
1.和式兼用便器をウオッシュレット便座の様式便器に取り替える。
2.廊下との段差を無くしてフラットにする
3.開き戸を開口巾80cmの引き戸に取り替える。

この様になりました。
     バリアフリーと加齢対応2
この図が写されたとたんに、「うちもあんげしたっちゃが!」(わが家もあのようにしました)
前方の女性会員から嬉しげに声が挙がります。
そして、得々と工事の際のやり取りを廻りの方々に吹聴しています。
この方の反応は、講演者にとってはグッドタイミングですが、
あまりテンションが上がりすぎるとその後気まずい事になります。

この図を表示したまま話しを進めていきます。
「便器を洋式便器に変えたことで上り下りのバリアが解消されました。
そして、廊下との段差もなくなってつまずきの危険も無くなりました。
引き戸にしたことで扉の開閉が楽になりました。」
くだんの女性はウンウン頷いて聞いてくれています。
  (少しだけ私の心が痛みます。)

「ある日ご主人が体調を崩されました。一人ではトイレにも行けない状況です。
あなたがご主人を支えながら行かなければなりません。
扉は引き戸ですので簡単に開きます。
あなたは後ろからご主人を懸命に支えて便器に近づきます。
ご主人も手すりを掴んで協力します。
さて、便器の前でご主人の向きを変えなければなりません。
ズボン・下着も脱がなければなりません。
ゆっくり便座の真ん中に座らせるだけでも大変です。

それでも、なんとか用は済みました。

ご主人から「オーイ」と声が上がります。
あなたは扉を開けてトイレ室に入ります。
ご主人の両手を引っ張って便座から引き起こします。
手すりを掴んで貰って下着・ズボンを整えて上げます。

さあ、部屋に戻ります。

立ち上がったご主人の両手を引いて、あなたは後ろ向きにさがろうとします。
しかしその方法だと、身体を支えてもらえないのでご主人は壁に
身体を預けてしまいました。
あなたはご主人の後ろに回ろうとしますが、トイレ室が狭い上に便器とご主人の足の間も狭く
なかなか容易には支えることが出来ません。」

「しかし、このお宅の奥さんは体力のある方でしたので
それでもなんとか部屋に戻れました。
今日参加されているクラブ会員の方は9割が女性のようですが、
皆さんこうした状況に対応できる自信がありますか?」

「残念ながら、ご主人が車いすを必要とするようになりました・・
講座の様子、続きは次回に。


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「加齢対応リフォーム」
梅の花のつぼみが膨らんで白い花弁が覗いています。
もうすぐ開花です。
南国宮崎の冬は本当に短い。
朝夕は寒くても日中はぽかぽかの日々がいつの間にか
あたり前になります。
宮崎はそんな所です。

改造や改修と言われる工事の中には、単なる設備の更新(流し台の取替)や
材料の取替(老朽化した床材の取替)を目的とした工事なども含まれます。
その一方で、居住者の個性的な生活背景に改修や改造の根拠を持つ工事があります。

併記すると
1.一般的リフォーム(更新、取替、間取りの変更、目的室の変更、増築、減築等)
2.事故や疾患によるADL障害への対応リフォーム(立つ、座る、歩くなどの基本動作の障害)
3.幼児期に発症した障害への成長に伴う対応リフォーム
4.認知症家族との同居のためのリフォーム
(この場合、リフォームというより工夫というべきかも知れませんが)

1.の一般的リフォームについては、御家族の構成や年齢層などで多少の差はあっても
基本的には大半の御家族に対応できる普遍的なものが多いと考えられます。

2.以下は、対象となる方の状況によって独自性が高くなります。
いわば生活背景によってその改修改造の中身が変わってくる工事となります。

上記を大胆に分類すると、
A.健常な御家族達のためのリフォーム
そしてリフォーム工事の大部分がこの工事です。

B.何らかの障害をお持ちの御家族のためのリフォーム
に分けられると考えます。
リフォーム工事全体から見るととても数少ない工事です。

しかし建物に経年変化があるように、健常な方にも経年変化が訪れます。
その視点から見直すとA.B.の二つの分類に含まれていない状況があります。
それが表題の、何らの疾患を持たなくても老化に伴って当然に生じてくる
様々な肉体的な衰え、そうした「加齢に対応した」リフォームです。

この字句、最近の国交省の文章にしばしば登場するようにはなってきましたが
未だバリアフリーの言葉と混交して使われることが多いようです。

その辺りの解釈も含めて次回以降しばらくは、この考について。


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新春の情景
今、少し首が痛い状況です。
というのは、デスク横の窓外の枝にメジロのカップル?が訪問していて
それを驚かせずに観察しようとじっとしていました。
飛び去って首を元に戻したとたん、グキッときた次第です。
この枝には以前ヒヨドリが営巣したことがあります。
無事3羽のひなが巣立っていきました。

子供の頃は友人と山に、メジロ取りに行ったものでした。
雌のメジロを入れたおとりカゴを手が届く枝に下げ、その廻りに鳥もちを巻いた
止まり木を掛けておきます。
おとりカゴの中の雌が鳴くとどこからか雄の鳴き声が返ってきます。
段々雄の声が近くなりおとりカゴのそばに姿を見せます。
おとりカゴの正面に仕掛けた枝に雄が止まります。
とたんに足が鳥もちにくっつき雄は逆さまにぶら下がって仕舞います。
一丁上がりです。

もう少し上手な友人と行くとおとりカゴなしです。
姿を隠しやすい藪の廻りに、鳥もちを巻いた枝を幾つか仕掛けます。
雄の声が聞こえて来るのを待って、友人が雌の鳴き声をまねします。
「ツッー・・」「ツィー・・」
何とも表現しにくいですがその様な声です。
雌の声は決してきれいな声ではありません。
対して雄は「チュッリー」とか「チュリッ」と聞こえます。
とても可愛くきれいな声です。

メジロ取りの目的は雄メジロを取ることなのです。
雌はあくまでその目的のための鳥質(ヒトジチ=トリジチ)に過ぎません。

当時はどの家にも、メジロかごの一つや二つあったように思います。
今は飼っていなくても、家族の誰かが以前飼っていたとかそんなことで。

浮世絵や明治期の写真でみてもほとんど同じ形態のかごのようです。
小学校の頃は学校前の店先でお年寄りがメジロかごを作っていました。
特別それが商売ではなかったように思います。
器用で評判が良く、誰彼が幾ばくかで譲って貰う。
そんな事だったと思います。
友人の中には自作する子もいました。
基本は竹ひご作りです。
私の持っていたかごもそんな友人から分けて貰ったかごでした。

生き物ですから世話が大変です。
えさの世話から糞の始末。
油断して床に置きっぱなしにしていたらすぐネコにやられてしまいます。
何羽か飼ったのですが、何日も経たず落ちてしまいます。
随分気を付けてえさも作ったのですがなぜか駄目でした。
そういう場合、この地方では「あんたのとこではノサランチャが!」と言います。
上手く適合しないとか家に合わないと言うような意味です。

考えてみればわざわざ苦労しなくても、季節になればウグイスも来るしメジロは
時として十羽以上の団体で枝に連なることもあります。
よせば良いのにミカンの半割をぶら下げて、より間近で観察しようなどと
企てると、ヒヨドリの襲来でたちまち食べ尽くされてしまいます。

もう少し待てば、ウグイスの新人がホーホケキョッの練習を始めます。
上手な鳴き声も良いものですが、この練習中の声もほほえましく楽しいものです。

さて春はもうすぐそこです。


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年頭のご挨拶
           新年明けましておめでとう御座います。本年も宜しくお願い致します。

                       
招き猫
とても寒い正月でした。皆様にはお元気でお過ごしでしょうか。
私は暮れから風邪気味でうつうつと過ごしていました。

今年は加齢対応住宅を真摯に突き詰めていきたいと考えています。
折々に皆様からご意見が頂ければ幸いです。


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釣 書(つりがき)

いもがらぼくと

Author:いもがらぼくと
「城山の鐘 なりいでぬ 幼なかりし・・」城下町・宮崎県延岡市の地で、疾患を持たれた高齢者の住環境整備や老後に備えたリフォームを専門とした建築会社「住環境デザイン社」を経営しています。

年齢は団塊世代の末席。
趣味は「釣り道具の手入れ?」としておきます。



カテゴリー

お急ぎの方は(表題については下記へ)以下をご覧ください。



ご質問など。

お名前は匿名でも構いません。 こんな事をと思われる事でもどうぞ。

お名前又はハンドルネーム:
メールアド:
お住まいの地域名:
ご相談・ご質問内容:

記入終わりましたらOKボタンをポチッと。 可能な限り早めに返信させて頂きますが、 頭を絞るお題を頂いたときはお時間を。



最近の記事です。



最近頂いた又返信させて頂いたコメントです

昨今のweb状況から承認方式にさせて頂いていますので投稿ネームにはご注意を。



私のブログ内の検索が出来ます。

結構使えます。カテゴリーに拘わらずあちこち書き散らかしていますので、お時間の節約になると思います。

「手すり」とだけ入力するより「手すり(スペースキー)便器」のように検索して頂くと効率的です。



お付き合い頂いている方々のHPです。

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